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SSH活動日誌

坪倉先生の医療深掘りゼミ第一回~イントロダクション:医師の仕事とは~ を行いました

6月25日(木)放課後 視聴覚室にて、福島県立医科大学の坪倉正治教授による講演会を行いました。

約40名のゼミ参加生は今後、医療の様々な課題について坪倉先生のご指導のもと、複数回ゼミ形式で学んでいく予定です。その初回として、そもそも現代の医師の仕事はどのように広がっていて、今後医療現場はどのように変化していくのかなどについてイントロダクション的な内容をご講演いただきました。

本日の講演により、生徒たちは自分たちの中の医師像を大きく広げられたのではないかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 <感想>

・近年の情報のあり方が、発信者が選んだ情報を受け取り手が直接受け取れる携帯から、受け取り手が自分の好きな情報を好きに選べるようになったことで知識が狭い範囲に偏った人が現れるという話が一番印象に残っています。

 医療関係者の社会的責任が重くなったことに関しては、この新型コロナウイルスによって揺れ動いている社会状況下で専門家の人がスポットライトを浴びたり医療従事者の発言が表立って取り上げられているということなどからも少し感じてはいましたが、そこにもやはり人々が簡単に知識を得られるようになり、その人たちがその知識を以てしてもそれ以上の信頼感を抱けるような存在が医師として求められるようになったことが原因なのだろうと思います。AIや技術の進歩によって代替されることが考えにくい、人たい人で一対一のコミュニケーションをとることや、広い視点から物事を見つめ発生した事態のファクターは何か、どのようなつながりがあるのかを冷静に推論するといったことが今後要求されてくるのだと理解したうえで、「医療」の具体的な問題点を考える今後のゼミに臨みたいです。  (3年男子)

・医師としての役割が変化し多岐にわたってきているというお話も新たな発見でした。IT化による仕事内容の変化は少ないだろうと思っていた医療現場でも、社会の変化によって仕事内容に変化が生まれているということにはっとさせられました。また、技術発達が加速している中、医師はより一層、新たな治療法などの理解に努めなければいけないということが分かりました。私は在日外国人の方の医療制度の問題に興味を持ち、医師を目指したいと思いました。これからのゼミでは1つの課題に焦点を当てて考えを深めていくというお話しだったので楽しみです。先生に質問したいことはたくさんあるので、次回までに知識を深めより濃い質問や考え方ができるように準備したいと思います。  (3年女子)

・坪倉先生の講演を聞いて、より医師になりたいという思いが強くなりました。各所で「AIに仕事が奪われる」という話は聞きますが、何とか今のままでも大丈夫ではないかと漠然と思っていましたが、自分にしかできないことをみつけるのは大切なのだと改めて感じました。医師の仕事の多様さ、しかしどの立ち位置であれ結局は困っている人を助けることにつながる面白さ、そして多様な深め方がある医療の仕事には、今日一日だけでもかなり興味と好奇心をそそられました。僕はあまり数学が得意ではないので、なんで必要なんだろうなどと悲観的に考えてしまうことがないわけではなかったですが、今日のお話しにもあったとおり、医療の仕事の多様性のみならず、そこに関わる仕事ありきで成り立っているから、様々なことを頭にいれておくべきだと考えると、今の学習がかなり生きてくるのだと分かりました。坪倉先生のような素晴らしい熱心な意思になることを目指して、日々の積み重ねを頑張っていきたいと強く思いました。  (2年男子)

SSアカデミーⅡ プログラミング授業 第2回

  6月18日(木)6・7校時、2年生SSHクラスの学校設定科目「SSアカデミーⅡ」プログラミングの授業の第2回目が行われました。講師は、株式会社TRIARTソリューション事業本部長辻康博さん、日本Microsoft株式会社クラウド&ソリューション事業本部胡口敬郎さん。今回はScratchでのプログラミングを中心とした学習活動を行いました。Asaka High School, Fukushima

 

  まず、前回のMicro:bitのMakecodeを用いてScratchを学びました。簡単なプログラムによってMicro:bitが動作する姿に思わず歓声!が起こります。さっそくいろいろと試し始めました。

Asaka High School, Fukushima

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  つづいて、ScratchのWEBページにアクセスし、ネコにネズミを追いかけさせるプログラムについて学びました。Scratchは、ブロック状のプログラム要素をつなぎ合わせていくとプログラムが完成します。キャラクターを交換したりキャラクターの動きを変えたりなど、様々な工夫を通してプログラムの仕組みが学べます。

Asaka High School, Fukushima

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   最後の30分は全員が自分のプログラムに熱中しました。
 次回7月2日はプログラミングⅠの最終回となりますが、それまで全員が辻さんから出された課題に取り組み、その成果の発表会となる予定です。
   SSアカデミーⅡは理数・情報・英語に特化した本校独自の科目で、プログラミングに関しては今回のMicro:bitを用いた授業のほか、秋にはPythonについても学ぶ計画です。

 

以下生徒の感想です。

感想1
 第2回目の講義ということで前回よりも実践が多い内容だった。スクラッチを用いて自由にプログラミングをする時間では、プログラムを構成するブロックを遊びに近い発想で組み立てて実験できた。講師の先生の、「すべてのプログラムは基本的な数種のパターンの集積だ」というお話が強く印象に残っている。将来的にはAIが人間に取って代わると言われているが、対処すべき課題を細分化してそれぞれを処理できるようなパターンを組み上げていくというプログラミングの行程は、人間特有の能力ではないかと思った。
 次回の授業では、各グループごとに設定した課題に対してプログラミングを用いて解決の糸口を模索して、成果を発表する。これまでの2回の講義のまとめとして、前向きに取り組みたい。 

感想2
 今回は2回目のプログラミングの授業で、MakeCodeやScratchを用いて主にアルゴリズムについて学びました。
 Scratchは1年生の頃に情報の授業で扱ったことがあったけど、今回の授業では応用方法を学んで、使い方次第でいろいろなことができるのだと分かり、面白いと思いました。実際に自分もScratchを使ってみて、アイデアが重要だと感じました。プログラミングの技術があっても、何をしたいかというアイデアがなければ何もできないと思ったからです。なので日々の生活でたくさんのものに目を向けて、多くのアイデアが湧くようにしたいと思いました。

 

奥羽大学との連携研究が始まりました

 SSH活動の一環として、奥羽大学と連携して研究を行うこととなりました。今年度は、生物部およびSSクラス在籍生徒が、奥羽大学薬学部の伊藤徳家教授のご指導の下、甘草(カンゾウ)の栽培条件について研究を行います。甘草は漢方薬の原料となるほか、健康食品としての利用も期待される植物です。しかし、栽培が難しく、ほとんどを輸入に頼っており、国内での安定した栽培技術の確立が求められています。今月初めから校内に栽培施設を整備し、温度などの栽培条件が生育に与える影響を調べます。秋には収穫を行い、成分の分析を行うことも計画されています。

 連携研究に関する覚書調印式の覚書調印式が、6月18日(木)に本校にて行われました。はじめに、奥羽大学の清野和夫学長と本校校長が覚書を取り交わし、本校校長、清野学長、研究担当者の挨拶の後に、代表生徒が研究への決意を述べました。調印式の後に、栽培施設の見学が行われました。 

 

SSアカデミーⅡ プログラミング授業開始

  2年生SSHクラスの学校設定科目「SSアカデミーⅡ」で、プログラミングの授業が始まりました。講師は、株式会社TRIARTソリューション事業本部長辻康博さん、日本Microsoft株式会社クラウド&ソリューション事業本部胡口敬郎さん。本校OBの辻さんは永年IT企業でご活躍で、本校のSSH指定にともない前任Microsoft社の福島県人会として支援したいと元同僚の胡口さんとともに申し出を頂き(注1)、この授業が実現しました。

Asaka High School, Fukushima

実施は6月11日(木)6・7校時。6月18日、7月2日の3回計6時間にわたる授業の初回です。
まず最初に、QRコードを利用したアンケートを通して生徒のIT環境やスキルを確認しつつ、今後の社会の発展とともに増々ITが重要な役割を期待されていることなどについてお話しされました。

Asaka High School

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  つづいて、Micro:bitとTiny:bitRobotの体験開始。英文の組み立てguideを見ながらの工作には思ったよりも時間がかかりましたが、ほぼ時間内にRobotを完成することができました。次回はScratchをもちいて、プログラミング学習を行う予定です。

Asaka High School, Fukushima

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  SSアカデミーⅡは理数・情報・英語に特化した本校独自の科目で、プログラミングに関しては今回のMicro:bitを用いた授業のほか、秋にはPythonについても学ぶ計画です。
  新型コロナウイルス拡大防止にともなう休校で若干遅れましたが、OBの方々などのご支援をいただきながらSSH校らしい学びをスタートさせることができました。

 

以下生徒の感想です。
感想1
今回の授業では、プログラミングに関する基礎知識を学ぶことができた。プログラミングを使いこなす事は新たな表現の手段を得ることであるのを知って、日常生活の様々な点で活用できる、大きな可能性を感じた。
 micro:bitを使ってプログラミングを学んでいったが、初めてそれを見たときは「こんな薄い板で色んなことが出来るのか」と衝撃だった。今回はとりあえず車を組み立てたところで終了してしまったので、まだmicro:bitが如何なるものかはほとんど分かっていない。Scratchは情報の授業で使ったことがあるので、まずは自分たちであらゆる機能を試してみて、micro:bitを「おもちゃ」みたいな感覚で自由に使ってみたいと思った。

感想2
本日は辻さんのご指導のもと、プログラミングについて学びました。
辻さんのプログラミングとの出会いがファミリーコンピュータを元にしたファミリーベーシックだということに驚きました。僕はプログラミングに難しい印象を抱いていたのですが、イメージがガラッと変わって、これからのプログラミングが楽しみになりました。
今回使ったマイクロビットは、組み立ても簡単で、プログラムもスクラッチのように簡単に出来て、分かりやすくて感動しました。
今回の授業では、事前に準備出来ることが多かったので、事前に準備して、時間を有効活用したいと思います。

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(1)「全社員週休3日、効果は 日本マイクロソフト、8月に試行」朝日新聞2019年9月4日
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14164060.html?iref=pc_ss_date

 

SSH特別講義

 6月8日(月)6・7 校時に、東北大学大学院生命科学研究科教授の渡辺正夫先生を講師にお迎えして、1年生を対象に特別講義を行いました。新型コロナウイルス感染予防のため、講義、質疑応答をオンラインにて実施ました。「将来に向けたキャリア形成と『考える基礎』となる課題研究のあり方」と題して約1時間の講義を拝聴しました。「課題研究をやる理由」、「課題研究において『考える』ことの重要性」、「キャリア形成」について、新型コロナウイルス感染流行や、先生が研究者を志すまでの道のりなどのお話を交えながら、わかりやすくご講義いただきました。

<生徒の感想から>

  • 「答がないことへのチャレンジ」ということが印象に残りました。中学生までは基本的に答があることがほとんどでした。しかし、高校では答のないことがたくさん出て来ると思います。そんな時でも諦めずに挫けずに頑張っていきたいと思います。
  • 今日の講演で印象に残った言葉は、「ピンチをチャンスに変える」「種をまいたら始末しろ」「Don't sleep through life!」でした。まだ私たちは将来を良い方向に持っていける可能性が十分あることを実感しました。自分に何ができるかや何をしたいかを明確にしたいと思いました。
  • 「思い通りにならないことはあるが、それを良いように捉えたり、自分なりに面白いと興味を持てることを見つけるのが大事」ということが印象に残りました。一つの物事でも角度を変えて見てみれば様々発見があるのだなと、考えさせられました。今後の探究活動でも気づきのきっかけを大切にしていきたいと思います。
  • 「考えることをやめず、常に『なぜ』『どうして』と疑問を持つことが大切だ。」「最後まで諦めない。」この二つのことが印象に残りました。私は何か答えのないことについて深く考えることが好きなので、様々なことに疑問を持ってたくさん考えていこうと思います。また、人生やってみないと何が起こるかわからない、失敗しても挫けずに常に挑戦していこうと思います。
  • 「答のない問題」に対してどう取り組むかが課題であることを感じました。このような問題を途中で投げ出さないことが重要だと思います。投げ出さない限り自分なりの答えは出ると思います。
  • 今の自分に欠けていることの一つ目は、将来のビジョンが明確でないことです。ビジョンの形成は夢の実現に関わっていると思います。宇宙に興味があるので、宇宙に関連した分野で自分の興味あることを捜していきたい。二つ目は事の重要性について気づくのが遅いということです。誰かがやらないと行動できないタイプなので、このままではいけないと思っています。
  • 講演を聴いて「人生の選択は意外なところで決まる」と思いました。灯台下暗しと言うように、私の近くにもヒントが転がっているかもしれないので、日々注意を払って生活したいと思いました。

 

新型コロナウイルスについての授業を実施しました

4/16,17,20に分けて、休校に入る前に新型コロナウイルスについての授業を行いました。

 生物・医学・数学・社会学の内容をメインにし、以下のような中身で行いました。

・どうやれば感染を防げるのか?また、その科学的な根拠は?(マスクをつける理由、手を洗う理由、換気の理由など)
・潜伏期間や軽傷度など、インフルエンザとの違いは何か?
・感染者数の変化を理解するための数学:指数関数と縦軸対数のグラフ
・それをもとにして日本の感染者、死亡者の推移と諸外国との比較
・専門家集団のクラスター対策の狙い、マスク配布の理由
・感染拡大、指数関数的増加に伴う社会と医療現場のリスク
・年配の人たちのリスク(コロナ、生活習慣病など)
・ウイルス以外のリスク(経済・社会的影響、ストレス、鬱傾向、運動不足)
・新型コロナウイルスによる社会的課題の解決にはどのような勉強が必要なのか
・コロナによる偏見、2011年の放射性物質のときとの比較

・(専門用語の解説)
 ・潜伏期間       ・免疫反応          ・集団免疫        
 ・ワクチン       ・PCR検査         ・実効再生産数R0        
 ・クラスター対策    ・オーバーシュート     ・医療リソース      ・医療崩壊                  

資料は主にこちらを参考にしました。九州オープンユニバーシティhttps://open-univ.org/archives/1345

生徒の感想の例

・正しい理解と正しい怖がり方を知りました。マスクや指数関数について。わかってはいたつもりだったけど、実際にグラフを見てみると、とても怖いものだなと感じました。(中略)国のトップが命令を出したのに対して、それを守りきる人と反対して外に出る人の2つの派に別れてしまうことは私はとても恐れています。もし今この数日、数ヶ月、はたまた数年を耐えることができれば、それからの未来がどれだけ落ち込んだとしても、この事態を「誇れる過去」として進歩していけると思います。(3年男子)

・「なんでマスクをしているのか」「なんで人と人との接触を防ぐ必要があるのか」「何で換気をするのか」今日の授業でこれらの必要性に納得しました。結果・方法だけではなく、その背景にある理由も知ると人は深く理解できるのだと改めて気づかされました。指数関数や対数関数のグラフ、感染者数のグラフの見方がわかりました。福島で起きた原発事故で得た教訓は日本の今の状況に対していかせることはたくさんあります。根拠を持って知識を得た上で恐れること、デマに安易にながされないこと、感染した人を責めないこと、全員で協力する必要があること・・・など。(3年女子)

・コロナウイルスが潜伏期間が長く、無自覚のまま自分が誰かを感染させるかもしれないということがわかって、私もさらに気をつけて生活しようと思った。これから休校になって、家にいる時間が増えるかもしれないが、マスク、手洗い、換気など、自分にできることをやって、健康的な生活を送りたい。また、ウイルスについて知り、社会について考えるためにももっと勉強したいと思った。(3年女子)

・今までの対策には色々な理由があって、自分が思っているほど浅はかではないことがよくわかった。コロナウイルスをなくすことだけを考えていても、経済やそれぞれの精神面を考えるともっと問題が生まれてしまうことがわかった。また、単純な増加だけを気にしていても意味がなく、増加の割合や病床の数などを同時に考えなければならないことが分かった。しっかりと政策の本質を見抜けるようにしたい。(3年女子)

・他人事ではなく自分も危機感を持って、多くの人が触るところなどに気を付けていきたいです。そして、指数関数的に増加していかないよう、徹底的に予防していきたいと思います。ワクチンなど対策ができるまで時間が稼げるようにしていきたいです。(2年女子)

・ニュースなどの言葉や、インターネットの記事などの文字でしか得られていなかった情報を数学的・科学的に得ることができたので良い機会になりました。指数関数はドラえもんの「バイバイン」を思い出しました。1人1人が、うつらないことはもちろん、もしかしたらかかっているかもしれないから、うつさないという行動をとることの方が、よっぽど重要に思えました。情報の持つ意味をよく考えて行動したいです。(1年男子)

SSHミニ発表会を開催しました

4月9日(木)・10日(金)・13日(月)の放課後にSSHミニ発表会を開催しました。当日は以下の団体・グループが発表を行いました。

団体名 発表テーマ
物理部 流体中の終端速度
生物部 天然酵母の探査(Ⅱ)
SSHアカデミーⅠ英語有志 The health of our planet
フランス研修参加生徒 Pride of Fukushima

SSH企画「微生物と食品 -大学の研究、理系の進路ー」中止のお知らせ

令和2年3月23日(月)に、本校OB志田真帆氏をお迎えして実施予定であった標記企画は、新型コロナウイルス感染拡大防止の措置が継続していることもあり、中止といたします。

企画を楽しみにしていた生徒諸君に対し、令和2年度に改めて企画しますので、次の機会をお待ちください。

新型コロナウイルス感染拡大に伴う本校SSH生徒研究発表会の中止について

本校生に対する臨時休業および新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、3月18日に予定しておりました本校SSH生徒研究発表会は中止といたします。

令和2年度も、本校SSH事業を発展させてまいります。引き続き、宜しくご支援ご協力の程お願い申し上げます。

 

SS探究Ⅰクラス発表会

 本日6・7校時にSS探究Ⅰクラス発表会を行いました。昨年6月から行ってきた研究の成果をA0判のポスター1枚にまとめ発表しました。長期間に及ぶ探究活動やポスター発表は、大部分の生徒が初めて体験であったと思われます。ポスターにも苦労と工夫のあとが見られました。このクラス発表会では、発表だけにとどまらず、発表に対する質疑応答、発表に対する生徒間の評価も行いました。この発表会での反省点を今後の活動に繋げてほしい思います。
 なお、今回のクラス発表会を踏まえ、さらに研究に磨きをかけ、3月18日(水)のSSH研究発表会にて成果を発表します。是非多くの皆様にご来場いただき、ご意見を賜りますようお願い申し上げます。

福島高校SSH発表会に参加しました。

2/22(土)福島高校SSH発表会に、生徒32名(うち発表11名)で参加させていただきました。

発表のクオリティ、全体的な運営、学校全体のSSHに取り組む雰囲気と、おおいに生徒たちの刺激になったようでした。
また、生物部2班と物理部3班がポスター発表に混ざらせていただき、福島高生をはじめ指導教員の皆様や全国からの参加者と議論を深めることができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生徒感想を載せます。

・福島高校全体でSSHを楽しんでいるような素晴らしい一体感でした。各研究も本格的で、大変勉強になりました。この熱気を安積高校にも持って帰れるように、私も努力したいと思います。

・一番心に残ったのは全体発表です。自分たちで研究したことを分かりやすく堂々と大きな声で私たち聴衆に伝えたいと強く思って発表している姿はとてもかっこよかったです。その姿勢が研究内容をさらに魅力的なものにしていると感じました。特に、英語でスピーチを行っていた日英研修の方々の発表が印象的でした。イギリスの方々と共に議論し、世界の問題について考え、英語で交流している様子を見て、私もぜひ体験してみたいと思いました。

・ディベートでは同じ一年生にもかかわらず全員がレベルの高い議論をしていて、相手の論のチェーンを切るような鋭い指摘が飛び交い、とても興味深かった。

・口頭発表では前編英語の発表もあり、そういった実践的な英語力を身に着けていくべきだと思いました。また、プラズマに関する発表ではかなり分かりやすく、知識がなかった私でもかなり理解することができました。質問対応も素晴らしく、まさにお手本のような発表と感じました。勉強になりました!

生物部・物理部中心にポスター発表練習会を行いました

2/4(火)放課後、生物実験室において生物部・物理部によるポスター発表練習会をおこないました。他の理科部の生徒も加わり、活発な質問が飛び交いました。

年度内は福島高校のSSH発表会と3月の校内SSH発表会の2つの機会があります。より分かりやすく内容の濃い発表になるよう、頑張ってください!!

東北地区サイエンスコミュニティ

 1月24、25日(金、土) 山形県立東桜学館中学校・高等学校にて行われた令和元年度東北地区サイエンスコミュニティ研究校発表会に参加しました。

 1日目に口頭発表、2日目にポスター発表が行われ、本校からは口頭発表に物理部、ポスター発表に生物部、化学部が参加しました。

 指導助言者の先生方や他校の生徒と意見交換を活発に行い、これからの課題や研究のまとめ方について理解を深めていました。

  

 

 

SSH物理学講演会

1月29日(水)16:30〜18:00に 東京大学名誉教授早野龍五先生をお招きしての講演会を実施しました。

演題「きみは原子を見たことがあるか」。

 原子という考え方は19世紀以前からあったが,原子は観察できないほど小さく,20世紀に入っても原子など実在しないと主張する学者との論争が続いていた。論争に理論的決着をつけたのが,かの有名なアインシュタイン。1905年の論文「静止液体中に懸濁した微粒子の熱の分子運動論から要求される運動について」がそれ。水分子の衝突のために,ブラウン運動をするコロイド粒子の変位は,経過時間の平方根に比例するという式を導出した。そしてフランスの科学者ジャン・ペランがこれを実験で確かめた。

 アインシュタインやペランの論文から式やグラフを抜き出すなど,豊富な資料に基づいて,まず,原子の実在はどのようにして確固たる科学的事実となってきたのか,さらに現在の水素原子が134億年前の初期宇宙で誕生したことなどを,実にわかりやすくお話しいただきました。
 今回の講演会の参加は,時期的に1・2年生のみでしたが,はじめにそれを確認すると平易な言葉を選んで説明してくださいました。60分でお願いした講演は瞬く間に過ぎ、30分を予定した質疑の時間も,途切れなく質問が飛び交いました。


 さらにこの夜早野先生から,生徒の質問に答える形で作成されたグラフが届きました(上右グラフ)。講演会終了後,ぜひまた早野先生をお招きして,反物質のお話や,原発事故後の福島についてお話をお聞きしたいという声が多数寄せられました。

(生徒の感想)

  • 僕はこの講演を聴いて、物理や化学への興味がより深まりました。僕たちが授業で習った知識を使ってわかりやすく説明していただいたので、今まで事実としてしか知らなかったことと知っていることとの関係の深さがよく分かりました。太陽が水素でできているとわかった理由から銀河が広がっているとわかった理由までが一つにつながったときは、このような研究の奥深さにとても感動しました。 僕にはまだ具体的な目標や夢がなく、将来なにをしたいのかわからなかったけれど、一つの選択肢としてこのような研究の道に進むのも良いなと思いました。 本日はこのような講演の機会をつくっていただき本当にありがとうございました。(2年生)
  • 本日はご講演、ありがとうございました。特に分子の存在の証明についてのお話では、あらゆる現象がなぜ起きるのか疑問に思うことが出来る科学者のすごさを思い知らされました。ブラウン運動でいえば、花粉が破裂して出てきた微粒子は動物の精子にあたる物だろうと考えられていたのに、それをさらに研究したことでブラウン運動の存在を発見し、アインシュタインはその動きを研究したことで分子の存在を裏付ける可能性を見つけた、と聞きました。ブラウン運動やアインシュタインについては名前だけ知っているような状態で、その何がすごいのかを気にすることもしませんでした。わたしは文系に進む予定ですが、今回、科学の奥深さを知ることが出来たことで、今まで気にするようなこともなかった事柄(最後の質問の中にあったダークマターやダークエネルギーについて、また宇宙の膨張についてなど興味がわきました)について、気になったら少しでも調べてみるということをしていきたいと思います。本日は貴重なお時間を割いてのご講演、本当にありがとうこございました。(1年生)
  • 私は、物理学者として有名な先生が来て下さるというお話を聞き、是非ともこの機会に自分も参加して原子について学んでみたいという好奇心から参加しました。 「原子」について普段の授業や学校生活ではあまり考えてくることはありませんでした。ですが、今回の講義でその内容の広さを知り、私たちが習うことは本当にその一部にしか過ぎないのだと実感させられました。特に興味深い内容だったのはブラウン運動の研究による原子の存在の実証です。粒子運動の実験については今回初めて知り、コンピュータも普及していない時代、自らの計測によってその規則性を見出した研究者たちの業績と、自分たちは教科書にまとめられた式のみを見ているという事実のスケールの違いに驚かされました。見ることの出来ない原子がそこに在ると言われて私は何気なくその事実を受け止めてきましたが、今回その証明を少しでも理解することができたのではと思います。また、先生が最後におっしゃった宇宙を形成している物質についてで、私たちが知ったつもりでいる物質が全体の5パーセント程度であり、他はまだ解明されていない点に好奇心が湧きました。私には将来研究者になりたいという現時点での目標があります。しかし、まだどの分野を追求するか、自分にはどれが適しているのか、と模索している最中です。今回の先生の講義で物理の分野にも魅力を感じました。そのことも視野に入れて探していこうと思います。講義の中ではまだ自分が理解できない公式等の多くを目にしました。物理の世界を深く知るためにまずは、今の物理基礎の理解に努めていこうと思います。先生がまた安積高校に来校された際は反物質についての講義に是非とも参加させて頂きたいです。本当にありがとうございました。(1年生)

(この講演会は福島県社会教育課「チャレンジ!子どもがふみだす体験活動応援事業」の支援を受け実施されました)

SSHクラスOB講演会・部活動指導を行いました(SSHシニアサポートネットワーク)

1月31日(金)放課後 物理講義室にて、本校SSHクラスのOBである菅野翔氏(119期)による講演会・部活動指導を行いました。

SSHクラスでのご経験と大学での研究、現在お勤めの小松製作所でのお仕事についてお話しいただきました。
見えない流体を如何にして可視化するか、という大変興味深い内容でした。企業での仕事内容も普段は聞けない貴重なお話でした。終了後は生徒から質問が飛び交いました。

その後、物理部の「垂直軸型マグナス式風力発電装置の開発」「流体中の終端速度」の2つの研究についてご指導をいただきました。装置の作製のコツや、細い筒を通り抜ける流体の動きなどについて具体的にアドバイスをいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本事業は、SSHシニアサポートネットワーク(前回のSSH指定の学年である118期~120期のOBネットワーク)によるものです。

SS探究Ⅰ「地域創生探究」 ポスター作製

一年生の探究の授業を行いました。今回は最終発表のポスターの作製日です。

各班でPCやスマホを使いつつポスターを仕上げていました。

課題解決にはどうしたらよいか、また、人に伝えるにはどうしたらいいか・・・
協力し合って突き詰めて考え、一か月後のクラス発表会を充実したものにしてください。

2月2日 福島県環境創造シンポジウムに参加します。

第3回福島県環境創造シンポジウムのオープニングセッションとパネルディスカッションに、本校の2年生2名1年生1名が参加します。

コミュタン福島にて令和2年2月2日(土)12:40から開催されます。
入場無料ですので、ぜひお越しください。

国内課題先進地域研修(山口)報告

12/16(月)~18日(水) 山口県ならびに関西地区で国内課題先進地域研修を行いました。1年生5名が参加し、大変有意義な研修となりました。

 16日(月) (株)島津製作所本社(京都府京都市)

「ぶんせき体験スクール(クロマトコース)」を受講し、クロマトグラフィーの原理を学んだ後、高速液体クロマトグラフィー装置を用いて、市販の飲料中のカフェイン含有量の測定を行いました。

 17日(火) 山口県立徳山高等学校(山口県周南市)

1年生の「メディアリテラシー」の授業に参加し、AI制作の一端を体験しました。放課後は徳山高校科学部の皆さんの研究の説明を受けたり、情報交換を行い、親睦を深めました。

 18日(水) 人と防災未来センター(兵庫県神戸市)

阪神淡路大震災、減災の取り組みについて学習しました。

 (一財)近畿高エネルギー加工技術研究所

レーザー加工技術についての講義を受け、さまざま工作機器、測定機器の見学を行いました。