SSHブログ

SSH活動日誌

令和5年度東北地区サイエンスコミュニティ研究校発表会に参加しました

令和5年度東北地区サイエンスコミュニティ研究校発表会が、秋田市にぎわい交流館AUにて1月26日(金)、27日(土)に開催されました。東北地区の16のSSH指定校が集い、口頭発表とポスター発表を行いました。

安積高校からは物理部が参加しました。口頭発表には「なぜスマホは画面を下にして落ちるのか」の2名、ポスター発表には「マグナス式風力発電機の研究」「絶対零度の測定実験の検討」の合計6名が参加しました。

来場いただいた大学の先生、高校の先生からの指導助言や生徒間の質疑応答を通し、生徒たちは思考力が高まり、研究の一層のブラッシュアップを行えたようです。

第3回少人数ゼミiを行いました。

1/17(水)に、希望者を対象に第3回の少人数ゼミiを実施しました。

今回は、会津大学生の本校OGである林樹里さん、会津大学への留学生であるAhmed Hawaslyさん、Einhoff Joshua Lasseさんの3人を講師としてお招きし、国際交流や会津大学についてなど、多くのことについてお話をいただきました。

    

 

生徒からは、

「海外の方々と英語で話す機会は日本にいる限り少ないからこの経験がとても良いものになったし、何より参加してよかったと思った。」

「英語でのコミュニケーションも日本語でのコミュニケーションと同様に相手のことを考えて、伝えようとすることが大切だと感じた。」

「大学では自分から積極的に動かないといけないのが高校との大きな違いだというお話が印象的だった。」

などの感想が挙げられました。

普段できない外国の方との交流や、現役の大学生の方からの大学生活や学業に関するお話を聞くという貴重な経験をすることができました。

SSHドイツ研修班がエッセン市を訪問してきました! ~Super Science High School international exchange program (Germany team) visited Essen!~

1月7日(日)~11日(木)の5日間、ドイツ研修班生12名がエッセン市を訪問し、Wolfskuhle高校の生徒さんたちとの交流活動を行ってきました。

From January 7th to 11th , 12 students visited Wolfskuhle high school in Essen, Germany. 

 

8日(月) Jan 8th Mon

Wolfskuhle高校にてホームステイ先のパートナーたちと対面。すぐに意気投合。その後、エッセン市庁舎を訪問。副市長、在デュッセルドルフ日本国総領事河原様と対面し、歓迎のお言葉をいただきました。午後からは、Junior Universityの先生によるワークショップ。ドイツ生まれの星形プログラミング教育コンピュータCalliope(カリオペ)を使用した授業でした。このプログラミングを活用し、それぞれの学校や街でSDGsな生活を送るための方策について話し合いました。

Students met their German host partners and became friends with each other quickly. We visited the city hall and greeted the Consul General Setsuko Kawahara and the deputy mayor. In the afternoon, we joined the workshop by the professor at Junior University. We worked on the programming lesson with Calliope, which was invented for German education. 

 

 

 

 

 

 

9日(火)Jan 9th Tue

午前中は、Wolfskuhle高校の授業に参加したり、日本語によるスクールツアーを受けたり、Green Club(SDGsの目標に沿った探究活動)の発表を聞いてディスカッションを行ったりしました。その後、バスと電車で市街地に移動し、昼食にCurrywurst(エッセン市のあるルール地方の伝統料理のひとつ)を食べました。午後は、Zeche Zollverein(ツォルフェアアイン炭鉱業遺産群)を見学しました。

In the morning, we joined their classes and the school tour, then German students gave their presentation about SDGs projects. For lunch, we ate Currywurst in the city, which is one of the traditional German dishes. In the afternoon, we visited Zeche Zollverein, which is designated a World Heritage Site.

 

 

 

 

 

 

 

10日(水)Jan 10th Wed

最終日朝、日本とのオンライン授業を実施しました。エッセン駅前から、そしてホームステイ先から中継を行いました。学校ではドイツの朝食をごちそうになり、最後にいよいよ私たちが国内研修で学んできたことや日本文化を発表しました。ドイツの生徒たちは真剣に耳を傾け、意見を述べてくれました。また、剣道や箸の使い方を実演し、日本食を味わってもらいました。お別れに、オーケストラの演奏があり、本校生も飛び入りで参加し一緒に演奏しました。短い期間でしたが、ドイツの文化に触れ、人々のやさしさに触れ、たくさんの経験をしました。多くの気づきがあり、考え、行動した5日間は、とても充実した研修となりました。関係各所の皆様方、ありがとうございました。

 In the early morning, we hold an online meeting with students in Japan. We enjoyed German breakfast, then finally presented our study in Japan and some aspects of Japanese culture with some authentic materials. For the farewell ceremony, the orchestra played us, and some Japanese students joined them, too. Thank you for your hospitality. We learned more than we expected from you and your country.

 

 

 

 

 

 

令和5年度「安積高校SSH探究活動発表会・成果報告会」について

令和6年2月2日(金)午後~3日(土)午前に、令和5年度「安積高校SSH探究活動発表会・成果報告会」 を開催いたします。見学・視察などの希望がございましたら、下記PDFファイルをご覧の上、お申し込みいただければ幸いです。なお、保護者の皆様へはお子様を通してご連絡差し上げます。(R6/1/23・一部修正版に変更)

R5安積高校SSH探究活動発表会・成果報告会(関係者各位).pdf

【実験報告】物理基礎 運動方程式の検証・考察

11月21日、1年生物理基礎の授業時に「運動方程式の検証・考察」実験を行いました。

プリント(→【実験】運動方程式の検証.pdf)を用いて、班ごとに実験します。センサー付き台車スマートカートを用いて精密に実験し、最後はレポートにまとめます。優秀なレポートはこちら(→生徒のレポート例.pdf)、実験結果はこちら(→各班の実験結果.pdf)です。
本校はSSH指定に伴いスマートカートを各班分購入しています。

 

 

 

 

 

目的:運動方程式「ma=合力」 を元に、実際に物体に生じる加速度を説明できるか検証する。2物体の運動について考察する。

1校時目:実験①a2はa1の何倍か?を予測したのち、スマートカートを用いて実験して加速度を実際に測定する。(大半の生徒は2倍と予測するが、結果は異なる。)
予想と違った理由を、運動方程式を実際に解いて納得する。

2校時目:実験②加速度がa2の半分になるように実験するには、どのようにすればよいかアイデアを班ごとに考える。スマートカートを用いて実験して加速度を測定して自分たちのアイデアを確かめる。結果をレポートにまとめる。その際、誤差の要因についてじっくり考察する。

レポートを評価して、後日返却しました。その際、考察やレポートの書き方などを、優秀なレポートをもとにアドバイスをしました。