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今日の安積高校

ポルトガルの生徒が本校に来校し交流しました

11月30日(木)に、OECD日本共同研究 日本-ポルトガル「プロジェクト∞無限大」に参加しているモイメンタ・ダ・ベイラ(ポルトガル)の高校生4人と先生5人が本校を訪れ、本校生徒と交流しました。

 まず、初めに大安場史跡公園を訪れ、東北最大級の前方後方墳である1号古墳を見学するとともに、資料館の展示などについて学芸員さんの説明を受けました。この日は上空に折からの寒気(北海道では36年ぶりとの報道)が入り、古墳の頂上は猛烈に寒かったです。ポルトガルの皆さんは経験したことがないほどの寒さだったようです。

仲良くなるのに時間は必要ありませんでした。

次に、開成山大神宮で、日本の礼を学びました。

偶然、七五三の家族に出会い、モイメンタの皆さんは、かわいい和服姿の子どもに大喜びでした。

(開成山で出会ったご家族のみなさん。びっくりさせてしまってごめんなさい)

最後に、安積歴史博物館を訪れて、安積高校の歴史を知りました。

その後、ポルトガルの生徒は、それぞれホストファミリーに迎えに来てもらい、安積高校生の自宅にホームステイしました。

 

OECD ポルトガルx日本∞合同授業 の実施について

 11月29日(木)17:30-19:30に、東京都中央区にある株式会社内田洋行東京本社で行われた「OECD ポルトガルx日本∞合同授業」に本校教員がZoomで参加しました。

  日本OECD共同研究(事務局は東京学芸大学)が企画する「プロジェクト無限大」パイロット事業に参加している、ポルトガルのモイメンタ・ダ・ベイラの生徒・先生方が現在来日しています。この日は、東京にモイメンタの生徒と先生、大阪から泉大津市立小津中学校の生徒と先生、郡山から郡山高校の生徒と先生、安積高の教員がZoomで参加しました。

 モイメンタの生徒は、11月30日に安積高校を訪問する予定です。

 歴史的にもつながりの深いポルトガルと日本で、「歴史・地理・シチズンシップ」を組み合わせた、合同授業を以下の目的で実施しました。

  1. 日本とポルトガルの教員が、国境を超えて責任分担をしながら、授業づくりの共創を行う。この取り組みから、教師の国際共創の価値と課題を明らかにする。
  2. 今回の合同授業のデザインに当たっては、それぞれの学校のビジョンから目指す「生徒像」を話し合い、この授業を通して伸ばしたいコンピテンシーを特定するプロセスを試みる。
  3. ポルトガルが国の戦略として考える大切な教科であるシチズンシップを深く理解し、今後の教科横断カリキュラム開発に向けての示唆を得る。

 安積高の生徒は考査中であったため参加ができませんでしたが本校教員が複数参加し、合同授業の中で本校教務主任が、ポルトガル(モイメンタ)、大阪(泉大津市)と福島(郡山市)の3つの地域の共通点を歴史と共に説明し、それぞれの地域が挑戦している再生可能エネルギーへの取り組みや、福島の課題である「除去土壌の処理が進んでいない現状」などについて解説しました。

OECD国際共創プロジェクト「ポルトガル交流」について

 安積高校では、昨年度よりOECD Education 2030「プロジェクト∞無限大(Project∞Infinity)」に参加しています。今回、国際共創というテーマで、ポルトガルのMoimenta da Beira School Cluster校が来日し、郡山で11月30日から12月1日の2日間、交流することとなりました。安積高校の生徒と郡山高校の生徒がホームステイを受け入れるとともに、12月1日は、一緒に原子力災害伝承館などを訪問し、ディスカッションなどをする予定となっています。

 さて、来日に先立ち昨日の11月20日は、18:00〜19:00の時間帯にZoomによるリモートミーティングで、初顔合わせをしました。OECDの今回の企画の主旨の共有に続いて、お互いの自己紹介とともに、好きなたべものや漫画、音楽などの話で交流しました。

 12月1日は本校SSHのフランス班による原子力災害によって発生した「除去土壌の再生利用と最終処分を進めるための現状への問題提起と解決策の提案」についてのプレゼンテーションや、未来を創造する若い世代が、どのように対立やジレンマと関わっていくべきなのか?といったテーマ(仮)でディスカッションしたいと考えています。

 

 

坪倉先生と学ぶ医療深堀ゼミ

11月16日(木)坪倉先生と学ぶ医療深堀ゼミが行われました。今タームのテーマは「在宅医療」、今回は生徒発表の2回目となります。[在宅医療の報酬]、[在宅医療の患者数]、[在宅療養支援病院の数と分布]、[在宅医療の情報共有]のテーマで各班とも前回のプレゼンで扱った内容をさらに深掘りした形で発表を行いました。最初の班が扱った「医療報酬」について、国が改定を繰り返していく中で報酬の種類も増え、さらには「加算」という仕組みがどんどん複雑化し、他の3班が扱う課題にも大きな影響を与えていることを学びました。医療は医療として独立したものではなく、政治や経済との関係で大きな影響を受けていることを改めて感じることができました。考査前ということもあって参加する生徒がいつもより少なかったようですが、各プレゼン後には活発な質疑応答もあり、1年次生も前回よりも堂々と発表を行っていました。

 

第48回校内ロードレース大会開催

恒例の校内ロードレース大会がふるさとの森スポーツパークをスタートゴールとし、郡山市東山霊園周辺道路をコースとして開催されました。11月とは思えない暖かな…というよりもやや暑い日差しをうけながら、男子10km、女子5kmのコースに健脚を競いました。参加生徒はひとりの途中棄権もなく、全員が走破しました。

閉会式では、男女各20名の上位入賞者と、クラス対抗第1位から第6位までの表彰がありました。

【クラス対抗成績】

 優勝:2年4組   2位:1年5組   3位:1年2組

 4位:2年6組   5位:1年3組   6位:1年4組