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SSH活動日誌

SSHアクティブラーニング研修(数学)

 11月12日(木)7校時および放課後にアクティブラーニング研修会を開催しました。この研修はSSH事業の研究課題の一つである、ディープアクティブラーニングの実践に向けた自己研鑽を目的としています。今年度はあわせて3回の研修会を予定しており、今回は講師に渋谷教育学園渋谷中学高等学校数学科教諭の近藤義治先生を迎え、本校教職員に加え県内各校の先生方も参加して研修が進められました。
 まず始めに、講師の近藤先生による対話型授業実践を参観しました。対象クラスは1年生で、「三角比の加法定理を既習の知識をもとに導く」というテーマで授業が進められました。授業の冒頭で、「答の確認は仲間内で行う」「授業に積極的に参加する」「立ち歩いてかまわない」「間違えても罵倒しない」「演習問題はやれる範囲でやる。ただし、時間内はあきらめない」の5点の指示がありました。その後は生徒各自が、自力で取り組んだり、周りと相談したりしながら課題に取り組む姿勢が見られました。授業の前半は普段と異なる授業形式にやや緊張が見られましたが、後半に進むにつれて生徒間のやりとりが活発になっていったようでした。
 放課後の研究協議では、近藤先生から対話型授業に関する講話を拝聴した後、参加者から『対話型授業』の進め方等について活発な質疑応答が行われました。
 この研修の成果をもとに、今後も継続して、「より深い学び」の実現に向けて、継続的に授業改善の研究と実践を進めて参ります。

来年度のSSクラス希望者へのガイダンス

11/11昼休み、1年生の来年度のSSクラス希望者に向けたガイダンスが開かれました。
2年次のSSクラスの活動や研究テーマの選択に向けて、SSH担当の代表や学年主任から心構えや今後の日程の説明がありました。
来年の活動に向けて、徐々に準備を進めましょう!

 

 

 

 

 

 

その場で、2年生が原稿に協力してくれた、今年度のSSH活動のまとめが配布されました。

坪倉先生の医療深掘りゼミ第八回、第九回を行いました

月に1,2回開いていただいている福島県立医科大学の坪倉正治教授によるゼミの報告をします。

 

11/5は医療従事者の方々に、仕事の内容や医療とは何かについてご講演いただきました。
ここまで色んな職種の方のお話しを聞く機会はなかなかなく、貴重なお話をたくさん聞けました。

・南東北病院 麻酔科医 島津勇三様
・元看護士 医療ガバナンス研究所研究員 樋口朝霞様
・常磐病院 乳腺科医 尾崎章彦様
・帝京大学 大学二年生の方 

<生徒感想>

・あまりイメージのついていなかった麻酔科の仕事について知ることができました。先生自身が麻酔科を縁の下の力持ちとおっしゃっていましたが、本当にそうだと思いました。手術後の痛みのケアを行うのだと知りました。手術中のお仕事は患者さんの生命にダイレクトにかかわるので、大変重大な役割を担っているのだと感じた。「すべては患者さんのために」と患者さんを第一に考えて仕事をされていることが伝わりました。(1年女子)

・看護師の方のお話しでは、緩和ケアに入った患者さんへの対応や、意思表示ができなかったり、家族がいない患者さんは治療において大変になってしまうと分かりました。それは地域によって差があること、家族の都合と患者さんの意見が違うと、看護師や医師ではどうにもならないことをしりました。意思表示できなくなる前の患者さん自身の医師をどれだけ尊重できるかが大切だと思いました。(1年女子)

・外科医の方の話から、医療との向き合い方、考え方を知りました。診療30%研究30%社会貢献40%という考え方が印象に残りました。はじめ、僕は現場で働く方は現場で働くだけで、研究職の方は研究だけなのかと思っていました。しかし、そのどちらもバランスよく、さらに社会貢献をするなんて、すべて達成するのは難しいだろうと思う一方で、素敵な考え方であるし、自分が医療者になったときには、この理想をもって仕事に向き合っていきたいなと思いました。

また、医学部に通う方の日常を詳しく知ることができたのが収穫でした。漠然と、ひまがなく大変な印象を持っていましたが、実際にはいろんな活動をする時間があることが分かり、少し安心しました。

今回講演をお聞きした先生方のような立派な医学生・医療者になれるよう、精いっぱい勉学に励みたいと思います。(2年男子)

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11/12は坪倉先生によるがんと社会問題についての講義でした。
これまで「介護」「救急」とテーマを変えながらゼミをしていただきました。
インプットとして坪倉先生が講義→生徒が調べてきて発表、先生からのアドバイス→さらに深めてもう一度発表
の流れで行っており、今回のテーマは「がん」です。
今日は生徒の視点を広げる素晴らしい講義をしていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

<生徒感想>

・今回は「がん」について学んだ。がんそのものの仕組みに加え、がん治療についてのいろいろな問題があることを知った。症状があっても病院にこない・来れない、医学の王道に乗っていないような治療がある、発明した薬が実際につかえるようになるまでに時間がかかる(ドラックラグ)、検診を行ったところで、日本の場合は受診数が20%くらいの市町村がざらにある、高度な医療費は税金の負担になる、なくなってしまった場合の親族の対応(グリーフケア)の課題・・・などを学んだ。 (2年男子)

・今回から1年生もプレゼンに加わるという事なので、先輩として引っ張っていきたい。 (2年男子)

・がんは自分や身近な人がなる可能性がある他人事にはできない病気であり、検診や治療・社会復帰など思った以上に数多くの問題があるのだと分かりました。他の人とどんな課題があるのかを話し合ったとき、様々な視点から意見が出てきて面白かったです。がんになったときに身体面だけでなく精神面に関わる問題(病気の告知や家族の問題)が複雑に生まれていて、それをどう解決するのかを考えていくことが大切だと分かりました。とてもいい刺激を受けた講演でした。 (1年女子)

開講! Larry先生Python講座

  9月29日,放課後のプログラミング学習会「Larry先生Python講座」が始まりました。


  講師は福島市在住のプログラマー安藤Larry さん(写真左)です。
LarryさんはNYのヘッジファンドのCTO(技術責任者)です。事業の傍ら,ボランティアで高校生の支援がしたいと,友人の渡邉利一さん(安積高校OB,NPO福島100年構想委員会役員代表理事)にお話になったことから,この講座が実現しました。

  講座は,去る9月29日(火)放課後に第1回がスタートしました。参加者は1・2年生10名ほど。将来プログラマーになりたい,理科部で取得したデータ解析に役立てたいなど,参加の理由は様々ですが,皆プログラムを学ぶ意欲満々です。

  今後講座は遠隔により毎週火曜日に開かれます。開講にあたり,機材の準備など福島100年構想委員会さんには大変お世話になりました。生徒たちは,応援に感謝するとともに,充実した学びを通してプログラミングを自分のものにしたいと,意気込んでいます。

 
(以下生徒の感想です)
  初めに、この講座の設立や運営にご尽力下さった安藤Larryさんや福島100年構想委員会の方々、そして担当の先生に感謝申し上げます。
  私は将来プログラミングを使った研究や仕事をしたいと考えています。そのため、高校の段階で現役のプログラマーの方から教えて頂けるこの機会は大変貴重であり、参加できることを嬉しく思っています。プログラミング未経験の私にとって毎回の講座で難しいことは多々ありますが、Larryさんや仲間達からの説明によって毎回楽しく学びを深めています。現段階では基礎や理論の話が中心ですが、この先の応用でどんなことができるか学習がとても楽しみです。

発表・プレゼンテーション研修

11月4日(水)東北大学生命科学研究科准教授の酒井聡樹先生を講師にお迎えし、1年生を対象に、発表・プレゼンテーション研修を行いました。「これから研究を始める福島安積高校生のために」の演題でご講演をいただき、「研究とは何か」「発表において一番大切なこと」など、スライドやポスター発表について具体的な例を元に、大変わかりやすくご指導いただきました。研究の入り口に立った一年生に、大いに参考になる内容でした。