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2019国際放射線防護ワークショップを開催しました (2/2)

7/31~8/6まで本校が主管となって、県内外及びフランスの高校生と"2019国際放射線防護ワークショップ"を開催しました。後半の8/5から8/6までの部分を記します。

目的等は前半https://bit.ly/33fhVZkを御覧ください。

後半の新聞記事はこちらです。20190806放射線防護WS(民報).jpg 20190807放射線防護WS(民報).tif

 

8/5(月) いわき、大熊、楢葉・富岡

午前は中間貯蔵施設を見学しました。規模の大きさや工事の緻密さを見て、現在行われている中間貯蔵の全体像を学びました。

午後は東京電力福島第二原子力発電所の視察を行いました。冷温停止し燃料も取り出されている2号機に入らせていただきました。(安全のためタイベックスーツを着用しましたがほぼ全員0.00mSvの被ばくと表示されていました)

夜は放射線防護ワークショップ用のポスター作成の続きを行いました。

・生徒感想
「福島第二原子力発電所への見学で、事故当時の第二原子力発電所と第一原子力発電所の違いを知ったり、現在の第一原子力発電所の状況をイメージしやすくすることができました。またタイベックスーツを着用し、作業員がどれだけ暑い状態で働いているのかを実感しました。 」(1年男子)
「中間貯蔵施設の大きさが村が約1個分だということを知ったときはとても驚きました。中間貯蔵施設も福島第二原子力発電所もどちらも徹底した安全管理がされており、ほとんど僕的には、安全のように感じました」(1年男子)

 

8/6(火) いわき、東京      

朝ホテルを出発し、昼に衆議院第一議員会館に着きました。1階国際会議室にてプレゼンテーション、ポスター発表を行いました。ポスターは安積高校で4枚、他校も含めると9枚でした。省庁の方や一般の方を合わせて30人を超える聴衆に向かい、生徒たちは6日間で学んだことをまとめて発表しました。その後各ポスターの前でディスカッションを行いました。

閉会式ののち国会議事堂を見学し、解散しました。新幹線で福島へ戻り、夜に郡山に戻りました。 

・生徒感想
「私は、ワークショップの事前研修である相双地区被災地研修について発表しました。人生で初めてのポスター発表で緊張しましたが、自分の見てきたことを伝えられてよかったです。とてもいい経験になりました。」(1年男子)
「私は班のみんなと放射線防護ワークショップのまとめのポスターを作りました。なかなかすぐに作ることができませんでしたが、みんなで協力して完成することができました。発表は緊張しましたが、なんとか成功させることができてよかったです。全体を通してとても楽しい6日間を過ごすことができました。」(1年男子)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


最後に、生徒の制作したポスターを載せます。前半2つは2年生が、後半2つは1年生が作成しました。プレゼンテーションの際は英語を交えつつ(2年生はAll English)発表しました。後半2つの1年生の作成したものは、1枚目が本ワークショップのまとめ、2枚目が7月に行われた相双地区被災地研修のまとめです。