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2020年7月の記事一覧

カンゾウ(甘草)についての特別講義

 7月14日、本校と連携研究を行っている奥羽大学薬学部の伊藤徳家教授による特別講義が行われました。「最重要薬用植物カンゾウ 『良薬は口に苦し』はウソだった」と題して、薬用植物として知られるカンゾウ(甘草)について講義をしてくださいました。 カンゾウは多くの漢方薬の原料であり、西洋ではお菓子に入っているなど、大変身近な植物です。今回の講義ではカンゾウの有効性や国内での栽培の取り組みに加えて、輸入に大きく頼っている現状、採取地の環境破壊が懸念されていることなど、カンゾウにまつわる社会的背景についても講義してくださいました。講義の中で、カンゾウが入っているお菓子を試食する場面もあり、参加した生徒たちも興味をもって講義に臨んでいました。本日の講義により、研究に携わっている生徒たちも、カンゾウを研究すること重要性を実感できたと思います。

<生徒の感想から>

  • 砂漠化が農地開拓や森林伐採だけでなく身近な漢方の材料であるカンゾウの乱獲も影響していると知りとても意外で驚いた。漢方薬は調べられていない事が多いそうで、より詳しく知りたいと思った。(1年男子)
  • 講義のはじめは「本当に国家間で争うほどのものか?」と思っていたが、数多くの薬効を考えると国内自給率を高めた方がいいというのもうなずけた。(1年男子)
  • カンゾウは漢方薬だ、という知識しかありませんでしたが多様な効能や利用法を知ることができた。今後の実験にも意識をこれまで以上に高くもって取り組んでいきたい。(2年男子)
  • 漢方薬の原料には「カンゾウ」という名前が見られ、”漢方薬では万能なのか”というイメージを持っていたが、今回の講義で有用かつ入手困難な状況であることがわかった。私は薬剤師を目指しているので今回の講演で気付くことができた目線も含め、将来、生かしていこうと思います。(3年女子)

カンゾウが使われているお菓子の試食中

物理チャレンジの予選に参加

7月11日(日)、物理チャレンジの1次予選が実施されました。

本校生徒は2年生の10名が参加しました。当日は自宅受験でした。
6月に提出した実験レポートとの総合評価で1次予選の結果が決まります。

2次試験は全国大会となり、8月開催となります。
2年生は半年以上準備をしてきました。良い結果が出ることを期待しています。

以下は実験レポートの作成の様子です。金属の比熱を求めることがテーマでした。

SSアカデミーⅡ プログラミングⅠ 第3回

  7月2日(木)6•7校時のSSアカデミーⅡの授業は,プログラミングⅠ第3回,全員が発表する時間となりました。各自が解決を目指す問題について,課題をどう捉えどう解決を図るのか,プログラムにはどんな機能をもたせるのか,スライドは3枚程度,時間は5分以内に説明する,というものでした。
 授業の様子は報道に公開され,翌3日昼のFCTニュース,6日の福島民友,福島民報朝刊紙面上で紹介されました。

Asaka High School, Fukushima

【写真1】各自机上でパソコンを操作して発表

 

生徒の発表のタイトルは以下の通りです。

1素因数分解ゲーム

2酵母の探査について

3コロナ時代に適応した新しい応援歌練習法の提案

4応援歌練習をプログラミング

5ペットボトルロケットを安全に飛ばす

6穀物と畜産物に関するシミュレーション

7SDG'sを楽しく学ぶ

8森のくまさん(遊びながらクマと出会った時の対処法を学ぶ)

9実験記録のグラフ化プログラム

10作業用記録タイマーについて

11斜方投射のシミュレーション

12自動運転による車の安全システムについて

13インターネット上における情報拡散のされ方のモデル作成

  社会問題,環境問題をテーマにするもの,サイエンスを楽しく学べるもの,学習に活用できるもの,さらには本校の応援歌練習を円滑に進めるためのものなど,多岐にわたるテーマが挙がりました。それぞれわかりやすいプレゼン資料を作り,時間通り発表を行うことができました。

【写真2】応援歌練習の効果を高めるアプリについての発表

 

 最後に辻さん,胡口さんから,「問題解決のためには何が課題なのか,正確に把握することができれば,より良い解決につながります」「プログラミングなどITに課題を持ち込む前段階が最も重要です。日頃から柔軟な発想ができるよう,読書などを通して柔軟な発想を鍛えましょう」などと講評をいただき,何冊かの本をご紹介いただきました。

【写真3】紹介された推薦書

 

 3回計6時間という短時間ではありましたが,簡単なプログラミングに触れ,ロボットも動かし,さらに課題解決についてのプレゼンテーションも行うという盛りだくさんな内容になりました。しかし毎回スムーズな無理のない展開となったのは,講師の辻さん,胡口さんのご指導の賜物です。ありがとうございました。

Asaka High School, Fukushima

【写真4】磐城高校OBの胡口さんは,高校時代に出会った本「ライトついてますか?」を紹され「正確な課題把握こそ重要です」と強調されました

 

以下生徒の感想です。

感想1

 以前中学でもプログラミングの授業はあったが,今回はmicroBitという新しいプログラミング教材を用いた講座だったので新鮮な気持ちで受けることができた。

 今回の講座では,プログラミングという言葉はただロボットに命令を下したりコンピューターで演算したりする際だけに用いるのではなく,物事の一連の動作を計画したものは全てプログラミングであるということを初めて知った。

 これからは身の回りにある様々なプログラミングを見つけていきたいと思った。

 

感想2

今回の授業では,各班が考えたプログラムについて発表を行った。前回の授業から二週間という期間があり,各班,工夫が凝らしており,面白い発表ばかりだった。

  このプログラミング学習を通じて,私は新しいものの見方を学べた。今まで考えてきた諸問題をプログラムという今までになかった観点から見ることによって,新たな発想が得ることが出来ると思う。これからの学習に活用していきたい。

サイエンスキャッスル研究費アサヒ飲料賞に採択されました

 アサヒ飲料株式会社と株式会社リバネス主催の、サイエンスキャッスル研究費アサヒ飲料賞に、本校生物部「天然酵母の探査」が採択されました。これは、「『健康・環境・地域共創』などの社会課題に役立ち、未来のワクワクを生み出す研究や開発」に対して、研究の支援などを行うプロジェクトで、多数の応募の中から、厳正な審査を通過した5校が採択されました。今後は、研究費用の助成を受けるとともに、アサヒ飲料社の研究者とリバネスのスタッフにアドバイザーとしてついただき、研究を進めていくことになります。
 このたび、このような形で研究への支援を受けることになり、大変光栄に思います。ありがとうございました。社会に還元できるような成果が出せるように、なお一層熱意を持って研究に取り組みたいと思います。

 

アサヒ飲料株式会社ニュースリリース https://www.asahiinryo.co.jp/company/newsrelease/2020/pick_0706.html

株式会社リバネスニュースリリース https://lne.st/2020/07/06/asahiinryo/