SSHインド海外研修【4日目】
2025年1月22日 16時37分1/21(火)4日目【アーグラー→デリー】
インド滞在3日目は、まずタージ・マハルでの研修です。最後の門をくぐる前まではどこにあるのかなと思いましたが、最後の門をくぐると宮殿が目に飛び込んできました。さすがは世界遺産、想像をはるかに絶する圧倒的なスケールでした。中に入ると、大理石の壁に精巧に作られた幾何学的な模様や花の模様がはめ込まれており、とても美しかったです。研修前に女子はサリーを、男子はクルタを着ていたのもあり、みんなでインドを体感できました。
タージ・マハルの敷地内はとても華やかでしたが、外に出ると子供まで物を売って働いていました。バスが移動するまでついてきて、ずっと「買ってくれ」とせがまれました。自分たちよりも幼い子供たちが必死に物を売って働いている様子を見ると、自分たちがどれだけ恵まれているか実感しました。
デリーに戻り、夜はインド福島県人会の方々と夕食を食べました。同会の会長と副会長は、安積高校の卒業生で、私たちがインドを訪問することを聞き、来ていただいたのです。現在安積高校で行っている海外交流についての情報交換をしたり、先輩たちの高校時代や現在の様子を伺ったりしました。駐在されているからこそ感じられる興味深いお話をたくさん教えていただき、とても有意義な時間となりました。
宿泊するホテルで、2日間お世話になったガイドのアミールさんとお別れになりました。アミールさんは本当に気さくで優しい方でした。お別れの挨拶で、「インドに来て、お金の価値がよくわかったでしょう?みんなのお父さんお母さんたちは毎日一生懸命みんなのために働いている、だからみんなご両親を大切にね」とおっしゃっていました。アミールさんにはインドの歴史やめぐった場所のガイドをしていただいただけでなく、インドの人々の生活を通して自分たちが大切にすべきものも教えていただきました。この2日間、安全に楽しく過ごせたのはアミールさんのおかげです。この場をお借りしましてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。(1年H、ザベリオ学園中出身)