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冬季休業後全校集会が実施されました

令和6年1月9日に令和6年最初の登校日を迎え、全校集会が実施されました。

(3期制の学校では始業式に相当する集会です)

 

最初に校長先生のお話がありました。

 冒頭、元日の能登地方を震源とする地震と、翌日の羽田空港の滑走路事故という痛ましいニュースについてお話がありました。関連して、昨年、生徒同士での交流をしたばかりの富山中部高校が無事であった様子も報告されました。

 また、いよいよ1週間後に共通テストを迎える3年生に対して激励がありました。

 続いて、高浜虚子の「春風や闘志いだきて丘に立つ」という句が紹介されました。高浜虚子は、正岡子規の没後しばらく俳句から遠ざかっていましたが、五七五調や季語といった形式にとらわれない新傾向俳句が流行し始めたことから、伝統的な五七五調の季語を用いた俳句を守るために、しばらく遠ざかっていた俳壇への復帰の決意を固めました。まさにそのときに読まれた句が「春風や・・・」であり、守旧派としての強い意志を感じる作品で、新年にあたり、志を新たに抱き前を向いていこうとしている今の安高生にまさにピッタリの作品であるとお話しされました。

 さらに、能登地方を震源とする地震のあとにフェイクニュースが問題になったことについても触れ、生徒たちに真と偽を見分ける目を養うと共に、なぜフェイクニュースを流してしまうのか?なぜフェイクニュースを信じてしまうのか?といったそれぞれの立場の人たちの状況などを、心理学的、社会学的にアプローチし、災害ニュースをただ傍観するのではなく、多様な視点から考察する態度が求められているとお話されました。

 その後、進路指導主事からお話があり、3年生に対する共通テストへの激励と、1、2年生に対する共通テストクイズがあり、生徒たちは大学受験に向けた意識を高めていました。

 

 この日は、このあと3年生が早速授業、1、2年次生は実力テストが実施されました。