今年はTAとして福島大学大学院1年の菅野諒さんも駆けつけてくれました。 講義は課題研究の振り返りから始まり,まず研究で楽しかったことなどを振り返りました。その後「こんな時どうする?」のテーマで,3つの具体的な状況の下での自分の行動について,友人たちと意見の交換や発表を行いました。 研究で最もやってはいけないこととして「捏造・改ざん・盗用」の3つを挙げられましたが,皆で声に出して繰り返す楽しそうな姿が印象的でした。
(以下生徒へのアンケートの一部です) ①ワークをしてみてわかったこと、気になったことはなんですか? ②ワークショップに参加して研究や研究者に対する考え方はかわりましたか?新しく気づいたことを教えて下さい。 ③ワークショップを通しての感想や、質問などあればご記入ください。 ①まだ全然研究をしていないので、倫理を学ぶ段階にないなと思った。 ②いい結果を出すために結果を隠蔽することも認可されないことだとわかった。 ③とてもためになるお話でした。 ①研究を進めていく上で注意すべきことは沢山ある。多角的な視点でどのような可能性があるかを考えるのが大切だと思った。 ②多くの人に研究を知ってもらうことも大切なのだとわかった。 ③とても面白い講義でした。グループワーク中心だったので話しやすく、良い雰囲気だったと思いました。 ①データの選別と発信方法 ②データの重み ③研究倫理についてもう一度見直す機会になってよかった ①研究の公開に関するマナーについて ②変わりはしなかった ①研究倫理②研究って楽しそう ③とてもお話が上手で気づいたら時間が経っていました。 ①他の人の研究に対しての配慮が必要だと思った。 ②改めて常に客観的な視点が必要だと思った ③大変良い経験になりました。ありがとうございました。(*´﹀`*) ①On the shoulder of giant みたいな言葉は確かに研究をする際に大切な言葉だと思います。研究のみでなくどんなことでも自分1人で全てをこなしていくのは無理です。物事全般に通じるものを学ぶのが1番大切だと思います。そういう意味でも今回のものは有意義だったと思います。 ②みんなで積み重ねているんだなと思いました。やはり積み重ねは大切です。 ③今日の話は聞いておかなくては間違えてやってしまう可能性が十分にありました。ぼくも大学で研究するときには気をつけてやるべきだと思いました。 また、何より、楽しくできてよかったです。 ①焦っている時ほど、研究者として気をつけなければならないことがたくさんあるということを学べました。 ②色々な考えを聞いて、研究の危険性と可能性について考えを深めることができました。 ③今まで考えたこともなかったことを考える機会になって、良い経験になったと思います。これからも大学で研究をする際に参考にしたいです。 ①自分の思いを犠牲にして、研究倫理に反しては行けないこと。 ③貴重な経験をさせて頂きました。ありがとうございました! ①捏造盗用改竄はダメ。いろいろな視点を持つことが大事 ②研究者は自分の研究分野だけを気にしているのではいけない ③楽しかったです ①研究成果を発表する際にはSNSでの発信(告知)も時には有効なものになると分かった。 ②研究の原理など他の論文から取って来てそのまま引用することは駄目だということが分かった。分かりやすいと思った説明も参考にする程度で自分の中で噛み砕いて書いていかなければならないのだと気づいた。 ③お忙しい中講演をしてくださりありがとうございました。正直、今までは将来仕事に就く際には大学や高校でやった研究はその時だけは楽しくても意味がないものになってしまうと思っていたので学生の研究の支援をする仕事があるというだけでも驚きでした。苦労を乗り越えたときの達成感は特に研究では論文などに起こして目に見えて分かる形が多いので本当に楽しいと思います。研究のおもしろさ、大切な事等を改めて楽しく学ぶことができてとても良かったです。ありがとうございました。 ①色々な場合の研究の結果の報告などのトラブルの対応の仕方が少しわかった ②講演内容は当たり前のことだと考えていたので考えは特に変わらなかった ③研究倫理についてさらに深めることができてよかった ①研究をやってきた自分にとって、とても悩ましい問題だとすごく共感できました。 ②研究を行うにあたって生じてくる様々な問題に、面倒くさがらずに一つ一つ考えていくことで、より良い研究になると改めて考えることができました。
(以上)
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