SSHブログ

東北大学 研究室訪問実施

12月19日には,1年生40名が,「国内先進地域研修」で東北大学を訪ねました。
「国内先進地域研修」は,2年次にSSHクラスを希望者する生徒のための研究会です。


 ここ数年は,コロナ感染症対策のために,各大学がオープンキャンパスの実施を控えており,生徒が大学を見学する機会が減っています。本校では少しでも科学研究の場としての大学を見学させたいと,少人数での見学などを条件に見学をお願いしました。
 まず,生命科学研究科渡辺正夫先生には,東北大学開学の地である片平キャンパスを案内いただきながら,敷地内の植物を観察し,開学の頃の大学のようすや植物の研究で大切にすることなどについてお話しいただきました。工学部安藤・高橋研究室では核融合や,イオンエンジンなどの実験装置を前に大学院生から説明を伺い,農学部伊藤幸博先生の研究室ではお米の研究について話をお聞きした。


 コロナの影響により今年の参加者は,東北大ばかりか大学の見学は全員が初めてです。先生や学生から研究について詳しく聞き,科学研究の場の魅力を強く感じることができました。
 32名を10名ほどずつに分けての見学でしたので,それぞれの先生方・大学院生さんには,同じお話を何度もお願いすることになりましたが,快く受け入れていただきました。ありがとうございました。