SSHブログ

SSH活動日誌

新潟薬科大学の研究系部活動支援事業に採択されました

2022年 新潟薬科大学応用生命科学部研究系部活動支援事業に

本校の生物部/SSHクラス の活動が採択されました

2年連続での採択です。昨年度も採択され、年度末に

成果発表会に参加し、指導助言をいただきました(写真)。

その助言を生かし、今年度、さらに研究を発展させていければと思います。成果発表会の様子

 

 

 

6月・海外研修説明会及びセレクションについて

6月中旬にⅠ期中間考査がありましたが、その前後で今年度の海外研修の説明会及びセレクションが行われました。特にエッセン交流事業(SSHドイツ研修)の応募が多く、選出にはかなりの時間を要しました。全員の希望を叶えることは難しく、選出されなかった生徒の人数の方が多くなってしまいました。それでも、研修の機会は今回限りというわけではありませんし、他にも様々な研修があります。本校では近年「福島を知り、福島を伝える」ということに力を入れてきていますが、前半の「福島を知る」部分については、SSHでも夏季休業中に様々な取り組みを行います。このような研修についてはSSH通信などでも紹介していきますが、本校の海外研修はただの海外旅行ではなく、「福島を伝える」という大きなテーマを持っています。今年、希望がかなった皆さんもかなわなかった皆さんも、どうかこのことを忘れず、これからの諸活動に取り組んでいきましょう。

5/27(金)国際共同課題研究への参加

昨年度から参加している国際共同課題研究(主催:立命館高等学校)について、今年度の取り組みがスタートしました。昨年はSSクラスから情報チームが参加しましたが、今年度は化学チームが参加しています。5/27(金)の第1回学習会では、日本各地のSSH指定校から参加している生徒の皆さんとのオンラインでの交流が行われました。次回6/13(月)は海外校とのマッチングが控えています。来年1月28日(土)の「国際共同課題研究合同発表会」に向けてこれから頑張っていきます。

フランスの高校生国際会議にオンライン参加

5月24日(月)の放課後、国際高校生放射線防護ワークショップに参加した生徒たちが、フランスで開催された高校生の国際会議でオンライン発表を行いました。


発表のタイトルは,

Revitalization of Fukushima ~What we want to tell you~

(福島の復興 〜私たちが伝えたいこと〜)

 

今年は発表時間が10分と短く、また6人全員が英語で発表するためライブで10分に収めるのは難しいと、それぞれに動画を撮影して結合し時間内に収めました。


発表は、昨年度自分たちがワークショップで見学研修して学んだ内容を抜粋し、手際よくまとめたものです。
最後の最後にわずかに英語の先生からアドバイスを頂いたものの、スライドやスクリプトもすべて全員で作成し先輩が添削、発音についても先輩たちが後輩の指導をして臨みました。ワークショップを通じた1年間の活動はこれでほぼ終了となりますが、チームワークのとれたとても素晴らしいグループになりました。

 

フランスで開催される国際高校生放射線防護会議は、すでに15回ほど回を重ねる高校生対象の国際会議で、以前は多くの国からの参加発表がありました。しかしここ数年はコロナ感染症対策のため例年のような開催ができず、今年もフランスとモルドバ、そして福島からの参加のみとなりました。

 

安積高校の会議への参加は昨年に続き2回目。今回も渡仏できなかったのは残念なことですが、今年は初めて福島から、安積高校、福島高校、ふたば未来学園高校の3校で参加・発表することができました。ぜひ来年も福島から多くの高校に参加し発表して欲しいと思います。

 

 

以下生徒の感想です

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○海外の方々に「福島の今」を伝えることができて、本当に有意義な経験だった思います。震災から11年経った今も福島に関心を持つ人々がいて、私たちの継続した発信が求められるのだと実感しました。

 

○今回の英語の発表やリーフレットを作るにあたって、日本語と英語のニュアンスの違いが特に難しかったです。また今回の発表では聞き手は英語を母国語とする人たちではなかったので、さらに解釈が異なってくるのかなと思いました。よりいっそう聞き手側を意識した発表だったと思います。私たちが伝えたかったことがきちんと伝わっているのか不安ではありましたが、なんとなくでも伝わっていればいいなと思います。


○この1年間を通して、以前まで福島に住んでいるにもかかわらずどれだけ自分が福島のことを知らなかったかを実感しました。放射線教育から復興の歩み等を学んでいく中で、私達が学んだ事は福島に限らず多くの人々に知ってもらいたいと次第に思うようになりました。コロナの影響もありフランスに行くことは出来ませんでしたが、それでも多くの発表の機会を頂いて様々な人々と関わり意見を交換して深く考える機会が持てたのはとても良い経験になりました。
あくまで個人的な意見ですが、フランスや大阪等他県との交流もあり福島以外の人々も興味を持ってくださっていて、未だ震災から拭えない心の傷を抱えている人々がいることや少なくなったとはいえ風評があることは事実ですが、確実に福島をより良くしようという動きが前に進んできているような気がします。勿論今後も処理水の海洋放出や除染土の最終処分、原発の燃料デブリの取り出し等、まだまだ物理的(技術的)側面や風評被害など課題は残っていますが何らかの形で少しでも貢献していきたいです。この事業に参加できて本当に良かったです。ありがとうございました。

 

 

エッグドロップ SSクラス2年

5月12日(木)2年生のSSアカデミーⅡではエッグドロップコンテストを行いました。

 



 

 エッグドロップは,1枚の工作用紙とセロテープを用いて,3Fから落すタマゴが割れないように着地させるものです。3人ずつチームをつくり,チームごとにさまざまな工夫を凝らしてとりくみました。

 

 授業のテーマはトライ&エラーを楽しむ,というもの。工作用紙と卵は3回分準備され,始めの2回は,自由にお試しをし,3回目は皆で一緒に落としました。

 

 

 工作には意外に時間がかかり,多くのグループは時間内に2回のトライアルをできませんでしたが,それでも12グループ中7グループが,無事タマゴを着地させることができ,成功を収めました。