SSH活動日誌
全国SSH研究発表会 学校代表セレクションが開催されました
5月17日(金)の放課後、全国SSH研究発表会 学校代表セレクションが開催されました。
3年生SSクラスを中心とした理系の探究活動10班が日頃の探究活動について発表しました。聴講者は視聴覚室には入りきらず、他教室のでのリモート聴講も行われました。発表に対しては生徒や審査員からは鋭い質問があがり、発表者はそれに的確に答えていました。
審査員の講評として、「今までで最もレベルの高い発表だった」ということで、どの班が代表になってもおかしくない発表でした。審査は難航しましたが
厳正な審査の結果
1位 マグナス式風力発電機の研究
2位 目指せ!カンゾウの国内自給、バイオ燃料電池に用いる酵母の固定化
となりました。
第1位の「マグナス式風力発電機の研究」の班が8月に開催される令和6年度全国SSH研究発表会に本校代表として発表することになりました。また、他の上位班も本校と交流のあるSSH校での発表会に学校代表として参加する予定です。発表したみなさん、お疲れ様でした。
3年生のSS探究Ⅱは、これから7月の最終発表会および論文作成の準備に取りかかります。論文については様々なコンテストに投稿する班も多いと思われます。138期のみなさん、探究活動の総まとめ、頑張ってください。139,140期のみなさん、先輩方の発表はいかがでしたか?先輩方の凄い発表、みなさんもできます!ぜひ、先輩を追い越し、次回の代表を勝ち取ってください。
令和6年度第1回少人数ゼミを行いました。
5/15(水)に第1回の少人数ゼミを行いました。
※少人数ゼミ:専門的な知識を持つ方を講師に迎え、講義やワークショップを行うゼミです。
第1回は、日本大学工学部の教授でいらっしゃいます
パリーク サンジェイ先生を講師としてお招きし、
「SDGsと建築材料学の研究の進め方」をテーマに講義等を行っていただきました。
生徒は講義や話し合いを通し、材料工学や建築学に関する知識を深めるとともに、
持続可能な社会を作り上げるために必要なことについて考える契機となりました。
第8回福島県高等学校理科研究活動講習会に参加しました(理科系部活動)
4月28日(日)物理部、生物部、地学部の生徒が福島県高等学校理科研究活動講習会に参加し、研究活動の進め方について学びました。
午前中は東京工業大学 国際先駆研究機構 地球生命研究所の 藤島皓介准教授から
「我々はどこからきたのか?宇宙に生命はいるのか?宇宙生物学の最前線に迫る」
というテーマで全体講義がありました。生徒は熱心に聴講していました。質疑応答では、次々とあがる生徒の質問に、藤島先生は終了予定時間を過ぎても回答してくださいました。
午後は各分科会にわかれて実験実習が行われました。物理分科会ではメガネレンズを作成し、光の軌道を観察することで実験工作の基礎や観察、考察の仕方について学びました。生物分科会ではタンポポの採取、測定を通して植物の形態計測の方法や考察について学びました。地学分科会では身の回りの砂を偏光顕微鏡で観察し、石の種類の同定の手法を学びました。
<生徒感想>
・全体講義では、人間の起源や未来についてとても多くのことを教えていただき、とても面白く、宇宙や生物にもっと興味が持てました。一番身近な生物と、一番遠い宇宙のつながりを自分も研究したいと思いました。
・火星の環境を守りながら火星を開拓する難しさを感じた。未知のものの保全はとても困難だろうと思った。
・計測する際は条件を同じにして測る、ということが大切だとわかった。求めたい結論をより効果的に比較できる測定方法をしなければいけない。
・生物の形は長い年月の中で私が思っている以上に理にかなった形態をしていることに驚いた。
GWサイエンスフェスティバルに参加しました(SSHクラス)
5月4日(土)2年7組(SSHクラス)の有志が高柳電設工業スペースパーク(郡山市ふれあい科学館)(https://space-park.jp/)にてGWサイエンスフェスティバルに参加しました。
2年7組はSSHクラスになって初めての活動です。有志13名が参加しました。当日に参加できない生徒もいましたが、放課後、一緒に準備に取り組みました。
芳香剤班は紫キャベツの汁にクエン酸や重曹で色変わりの不思議を体験させた後、吸水ポリマーに吸収させ、アロマオイルを垂らしてカラフルな芳香剤を作ってもらいました。
スーパーボール班はPVAのりに色づけした食塩水を混ぜ、スーパーボールを作成してもらいました。
生徒達は、子ども達に原理を説明し、科学を伝えることの難しさや楽しさを感じていました。GW2日目、客も多く、盛況でした!
<生徒感想>
・伝えることと、面白いと思わせることの難しさがわかった。今後今以上に聞き手を意識したいと思った。
・当日大きなトラブルなく終えることができ、準備の大切さを感じた。すごいと言って喜んでいただけたのが嬉しかった。小さい子供と接する機会がなかったので小さな子とのふれあいに慣れることができてよかった。
・こういった場にあまり参加した事が無かったのでかなり緊張しましたが、どう話したら分かりやすく伝わるかを考えたり、実際に子供達に教えながら実演したりすることを楽しみながら他の人達と協力してできたので参加して良かったと思っています。
・皆で色々と協力しながら出来たし、様々な人に科学の面白さを伝えることが出来てとても楽しかったです。参加して良かったです。
SSHクラス SSアカデミーⅡ アカデミック・ライティング講座
5月1日(水)3年7組(SSHクラス)は「科学レポートの書き方講座」として大坂大学全学教育推進機構 堀一成教授の講演を聴講しました。
3年生はこれまでの探究活動の成果について、科学論文を執筆します。その際の文章作成方法や学術的ルールについて堀教授から学びました。リモートのよる講演でしたが、生徒は熱心にペア・ワークを行ったり、質問していました。
<生徒感想>(一部)
・これから本格的に論文を書くことになるので、今日学んだ論文形式を意識しながら、論文を書いていきたいと思います。また、論文は大学に行ってからも書くことになるので、その時にも生かしたいと思います。
・実際に論文を書く際に今回の話を踏まえて書けるようにしたい。時系列順から脱却できるように頑張りたい。
・今までに締切間近に勢いで論文を書くことが多々あり構成が良くなかったこともあったため、構成含め論理的に考えて学術的に分かりやすい論文を書けるようにしたい。
・私たちの探究活動はこれといった結果が出ていなかったので焦っていたが、探究の目的や成果の意義を今日理解して、情報を受けとってもらう人に伝わりやすいように丁寧な研究を心がけようと思った。
・自分はレポート等を書く際に、言葉選びには注意して書いていたが、今後は文章単位で考えたり、より全体を見て書いたものの吟味をしていきたい。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
27   | 28   | 29   | 30   | 31   | 1   | 2   |
3   | 4   | 5   | 6   | 7   | 8   | 9   |
10   | 11   | 12   | 13   | 14   | 15   | 16   |
17   | 18   | 19   | 20   | 21   | 22   | 23   |
24   | 25   | 26   | 27   | 28   | 29   | 30   |
Copyright 2016 Asaka High School