SSHブログ

SSH活動日誌

物理チャレンジ勉強会

3年生が2年生に講義しています。まだ授業で習っていない、電磁気の分野です。

物理チャレンジ(物理オリンピックの国内選考会)は6月にレポート提出、7月に筆記試験があり、生徒たちは真剣に準備しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、別の日は2年生が1年生に物理で使う数学(三角関数)の講義をしていました。

論文作成研修

4月14日(水)のSS探究Ⅱの授業において、日本博物館教育研究所 小笠原喜康氏を講師に迎えて、3年生を対象に論文作成研修を実施しました。

2年次のSS探究Ⅱでは、「グローバル探究」としてSDGsについての課題研究を行ってきたため、今回は研究レポートや論文の作成についての講話だけでなく、SDGsや体験談なども併せてお話をしていただきました。そのなかで、論文では理系・文系にとらわれずに自分の思想を大切にすることや誰もが当たり前だと思うことへの疑問を持つことなどといった新たな視点を、生徒たちは持つことができたように思えます。今後の各グループでの論文作成に向けて参考になる内容であったと思います。

SSHクラス SSアカデミーⅡ開講式が開かれました

4/15(木)7校時目、SSHクラス2-7で、SSアカデミーⅡの授業の開講式が開かれました。

SSアカデミーⅡはこのクラスだけの特別授業で、プログラミング講座や統計・検定に関する講義、科学者との対談、サイエンスダイアログ(留学生とのAll English対談)などの先進的な取り組みをする授業です。

担当及び教頭からガイダンスがあり、これからの授業のイメージをつかみました。

SSアカデミーⅡ シラバス

SSアカデミーは、安積高校独自の学校設定科目で、2年次3年次のSSクラス(今年度は2年7組、3年8組)が履修します。本校のSSH活動により特化した学習内容となっており、理科、数学、情報、英語の発展的な内容や、課題研究の進め方や研究発表の仕方に関する内容を学習します。

また、大学の先生など外部講師を積極的に導入した授業となるため、基本的に隔週に2時間連続で行われます。

今年度の、2年生、3年生のシラバスを以下に示します。SSクラスへの参加に関心のある新1年生のため、以下に公開します。スーパーサイエンスハイスクールならではの安積高校での新しい学びに期待してください。

ドイツ ウルフスクーレとのオンライン発表会

  3月26日(金)安積高校がドイツ エッセン市のウルフスクーレと進めてきた、オンライン共同研究の発表会を実施しました。

 

 

 

 安積高校の参加者は、海外交流参加希望生徒及び英語研究部の1·2年生10名、ウルフスクーレはグリーンクラブの生徒13名。

来賓として 在デュッセルドルフ日本国総領事館 岩間公典総領事

      ドイツ連邦共和国大使館 東京 スザンネ・ヴェルター公使参事官

をお迎えしての発表会です。

 

 開会あいさつののち発表。はじめにそれぞれの学校ごとに発表がありました。

 ①Presentation of some projects by the Green Club(Wolfskuhle)

 ②Aiming for Better “Utsukushima”(Asaka High School)

 ③The past and the future of Fukushima(Asaka High School)

 

つづいて,2つの学校の生徒が混合で数名ずつグループとなり、SDGsの1つのテーマについて自分たちの意見をまとめ、発表しました。

  ①Goal17: Instagram Account about Sustainable Lifestyle

  ②Goal 2: Zero Hunger

  ③Goal 4: Raising attention to the situation of children in developing countries

  ④Goal 5: Gender Equality Power

  ⑤Goal 7: Affordable and Clean Energy

  ⑥Goal11: Sustainable Cities and Communities

  ⑦Goal13: Climate Action: Cellulose Straw

 

  12月15日(火)のキックオフミーティングののち、グループごとにおよそ月1回のミーティングを重ねてきました。もちろんオンラインのミーティングには不自由を感じる部分もありましたが、海外の新しい友人とインターネットを介した共同研究を楽しむことができました。

 さらに言語が英語であるため発表や発言では緊張はありましたが、その分達成感は大きく、自分の思いを英語で伝えられた喜びはひとしおです。

 

  次年度も交流は進めていきますが、ぜひ対面で実施できることを願っています。

  なおこの交流は、郡山市がエッセン市と教育と次世代の人材育成協力の合意書を交わしていることから実現しました。実施にあたり様々な準備にあたってくださった郡山市産業観光部産業創出課にはあらためて御礼申し上げます。

細野議員と対談しよう!の会が開かれました

3/28(日)、衆議院議員の細野豪志氏と社会学者の開沼博氏が安積高校にお越しになり、本校生と2時間対談しました。

生徒たちは細野議員に復興や廃炉に関する疑問をぶつけ、細野議員からはそれぞれにお答えいただきました。
とても盛り上がり、活発な議論が交わされました。貴重な機会となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<生徒感想> 全ての感想はこちらです→細野豪志元大臣・開沼博立命館大学准教授 Talk Session_HP公開用.pdf

(2年男子)
まず、お忙しい中私たちと対談する時間をとってくださった細野先生、開沼先生に心から感謝申し上げます。
細野さんが私たちの話に真剣に耳を傾けてくださったことで、事前に私たちが話し合ったときには出てこなかったようなアイデアが続出し、大変内容の濃い議論ができました。今回の討論では細野氏・開沼氏が共同執筆された「東電福島原発事故 自己調査報告」をもとに議論を行いました。議論を通して、率直に以下の4つのことを感じました。
①誰かを叩いたり、吊るし上げることにもはや意味はない。
②誰かが決めなければならない。(処理水の処分、除去土壌の受け入れ)
③マスメディアには自由だけでなく「責任」も存在する。
④専門家がある程度はっきり言うことが大切。(両論併記はかえって悪影響)

また、10年経ったからこそ見えてきた課題についても考えることができました。大きく報道されがちなのは処理水問題ですが、それはまだ序章に過ぎないと思います。処理水のことが解決されても、除去土壌、食品基準、甲状腺検査、専門家育成、双葉郡の再生といった前述の本にも記されているいくつもの課題が待ち受けています。そして廃炉が終わるころには、建屋の解体によって発生する放射性廃棄物、燃料デブリ、ALPSの吸着塔などの処理水や除去土壌とは比較にならないほどリスクの高いものを処分しなくてはなりません。

これらは、10年間様々な方が努力してきたからこそ見えてきた新たな壁であり、私たちの世代への宿題でもあります。だからこそ、今回のように若者が専門家と対話をしながら正しい知識を得つつ、地域の未来を考える機会がもっと必要だと思います。

2時間という限られた時間の中で、議論しつくせなかったところも多々あり、実際に私たちの中からも「もっと議論がしたい!」という声が多く上がっています。
ぜひ近いうちにまた、細野さんや開沼さんと議論ができることを強く望みます。
最後に、節目の10年目そして再スタートの10年目に今回のような貴重な機会をいただけたことをうれしく思います。本当にありがとうございました。

 

(2年女子)
現在福島県が抱える処理水、除染土壌、甲状腺検査、中間貯蔵施設のこれからなどについて、細野議員という政治的立場にある方と話し合えたことは、本当に意味あるものでした。環境大臣を退任なさった後も、この福島の地に思いを寄せて下さっていることをひしひしと感じ、とてもありがたいことだと思いました。
福島の未来は私たち福島県民が決めていきますが、その際に、よりたくさんの方の関心とご協力があれば、福島はもっとすてきな場所になれると確信しています。そのような意味で、今回の細野議員との対談では本当に大きな力を頂けたとともに、震災を覚えている最後の世代、そしてこれからを担う世代である私たちを鼓舞して下さったように感じました。
貴重な機会を頂けて本当に感謝しています。ありがとうございました。

 

(1年女子)
 私は、今回参加して、様々な意見を聞いて、自分の理解を深め福島の課題について多くの面から考えることができました。
 まずトリチウム水について。トリチウム水の放出が原発事故を全く知らない世代までかかれば、新たな誤解が生じると思います。また、放出に長い時間をかけることで、より長い間タンクを置いておかなければならず、管理も大変になり、費用も多くかかると感じました。
 次に中間貯蔵施設と再生可能な土についてです。中間貯蔵施設は放射線の研究所または、花などの人体に影響のないものの大規模栽培施設にしてはどうかと考えました。早くその利用法を決めることが復興につながると思います。そして土については、全国や世界規模で復興に貢献しようというプロジェクトを行うという意見に賛成です。

 甲状腺検査について、過剰診断による過剰治療の問題がありましたが、治療の必要がない場合は、治療前に医師からの十分な説明を受けたり、検査結果に治療が必要ないことをより理解しやすく記してもらえば、不要な治療による負担や不安を減らすことができると思います。

 最後に、食品の基準値については、厳しすぎる基準値は度を過ぎた想定により、必要ない不安とそれへの対応を必要として安心につながらないので、国際基準に合わせるべきだと考えます。ただ、基準を上げることで、なんとなく危ないと思っている人が全くかなわなくなることが心配されるので、不安や混乱が生じないように今の基準と新しい基準が安全であることを十分に説明してもらうことが必要だと感じました。また、食品についても基準値以下であることよりも、おいしいということを伝えるべきであると思いました。それによって値段が安いものに負けないようなブランド力が上がると思います。文化の保護のために挙げるという意見にはとても納得し、そのためなら食品によって基準値を変えるというのもよいのではないかと感じました。日本の基準値が厳しすぎることで外国へも影響が出ていることもわかったので、国際基準へと引き上げるべきだと考えます。

 今回細野元大臣のお話を聞いて、今までどうしてやってくれないの?と思っていたことにも理由があり、どの解決策にもメリットとデメリットがあり、実行が難しいことがわかりました。多くの考えを聞くことができたので、これからは様々な面を考慮してより具体的に自分の意見を持ちたいです。

 

(1年男子)
 今回の対談は、福島県をふるさととする人間として復興について考える大変良い機会となりました。
 自分は医療に興味があり、甲状腺検査について特にお話しさせていただきました。細野先生と開沼先生の貴著を読んだり友人や家族と話してみたりする過程で、自分がいかに今まで無知であったかを思い知らされましたし、知れば知るほど今まで受け継がれてきた沢山の人の復興への思いを感じ取ることができ、自分もふるさとのために何かできないかと少しずつ考えるようになりました。
 また、自分たちの身の回りの沢山の方々が私たちに学びの機会をくださっていることを改めて実感する機会にもなりました。これも福島に生まれた縁だと思います。今ある問題、新たにあらわになるであろう問題、それぞれについて当事者として考えて行きたいという思いが一層強まりました。ありがとうございました。

 

(1年男子)
当時、実際に政治に携わっていた方の意見は、現実味があってとても興味深かったです。いざ、何かアクションを起こそうと思っても、政治的なメリット、デメリットが絡んでくるというような話もあり、物事を思い描くように進めるのは難しいことなのだと、改めて感じました。また、今回、尻込みして質問できなかったことがあるので、もしまたこのような機会があったら、自分から積極的に質問、意見等できるようにもなりたいです。

はいろのいろはワークショップに参加しました

3/26(金)本校にて5名の生徒が、はいろのいろはワークショップに参加しました。
原子力損害賠償・廃炉等支援機構法の主催するワークショップです。

社会学者の開沼博先生にオンラインでファシリテータをしていただき、
カードゲームで廃炉の全体像をつかんだのち、はいろのいろはカードを各自作成しました。

カードゲームでは、ミッションカードの達成を目標とした廃炉の実行のシミュレーションを行いました。
地元企業と行政、研究機関や海外などの協力関係がなくては廃炉が進行していかないことを身をもって実感しました。

はいろのいろはカードの作成では、5人それぞれに専門家の方がついていただき、
個別にレクチャーを受けつつ自分の疑問についてカードに整理しました。
最後にそれぞれの作ったいろはカードの発表を行い、開沼先生からアドバイスを受け取って終了しました。 

詳細になんでも質問できたことで、生徒たちの満足度は高かったようです。

 

 

 

 

 

 

<生徒感想> 

廃炉について易しく知ることができました。実際に様々な現場の第一線で働いている方々からお話を聞くことができ、
貴重な機会を頂けたことに本当に感謝しています。また、他の生徒の発表を聞いて新たな視点を発見でき、廃炉への
興味が一層高まりました。廃炉を取り巻く様々な問題は、ある程度の知識がなければ始まらないと聞きました。
故郷である福島県をよりすてきな場所にするために、これからを担う世代である私たちが知識をつけなければいけない
と感じました。本当に貴重な機会を頂き、ありがとうございました。(2年女子)

事前知識がかなり足りなかったので不安だった。しかし、最初のゲームで楽しく学べ、国などの機関ごとにやるべき
ことがあって、協力し合うことが大切なのだと理解できた。また、相談員の方とお話しする中で、私は廃炉作業が作業員さんにとっても周辺地域の人にとっても安全に進められるのかが不安だったのだと分かった。廃炉についてのお話しを聞いて、作業は思ったよりも安全に進んでいるのだと分かった。やはり、正しい知識を得ることは大切だと思った。
廃炉などのことをもっと知って、将来子どもたちに、福島のことを伝えたり、福島の復興に携わったりできたらいいなと思った。(1年女子)

放射線の授業

2月~3月にかけて、1年生全員に物理基礎の授業中に放射線と福島の現状についての授業を行いました

今年は県や省庁のデータなど諸機関の資料をまとめた本校のオリジナルのテキストを作成し、
放射線測定器「はかるくん」を使用しつつ、以下の全5章の授業を行いました。
(クラスによっては3章まで)

第1章 放射線の基礎 : 放射線の正体、単位と測定法、原発の原理
第2章 放射線の実験 : 放射線の性質の理解(線源の測定や距離・遮蔽実験を通して)
第3章 福島の現状  : 放射線の生体への影響、現在の福島の線量や食品検査の結果
第4章 福島の課題  : 現在の原発の様子と課題、風評被害とその原因
第5章 福島の努力  : 避難指示解除地域の現在、福島の人の震災後の努力

授業の最後では、2011年の震災の教訓をまとめ、各グループで発表しあいました。

<生徒感想>

自己当初は放射線の危険性を訴えるような情報が多くて恐怖を抱いていましたが、実際には私たちが浴びた放射線の量では人体に影響がでる可能性がものすごく小さいとよくわかりました。しかし今でも福島県について誤解している人が多いのも事実で、残念でした。また、震災の影響でストレスを感じ、自殺などに追い込まれている人も福島県に多く、人数も減らないことにショックを受けました。
最後に周囲の人と震災から学んだことを話せて本当によかったです。悲惨なことも多かったですが実はポジティブな面も持っている震災ですが、この授業を通してやはり、この経験は大切にしていこうと思えました。(1年女子)

甲状腺検査を行うことで「過剰診断」という問題が起こっていることを知った。数値を見るだけでなく、他の県の値などと比較することが大切なのだと思った。また、お米に対して農家の方々などがたくさんの努力をされていたことが分かって、他県の人にもこの努力を知ってほしいと強く思った。放射線の遺伝的影響がありえないとはっきり学べて安心した。ただ不安に思うのではなく、信頼できるデータや情報から判断することが大切なのだと感じた。
福島についてはネガティブな情報が耳に入りがちだが、これらの授業を通して「福島の復興」という言葉の見方が変わった。(1年女子)

震災を知らない世代が今後増えていく中で、私たちが伝えていく必要があると思った。どのように伝えていくかはすんなり決められることではないが、それを大学までに見出して、伝えていきたい。本質を見抜くにはすべての教科が必要であると分かったので、福島県を理解していくために今後も勉強を頑張りたい。(1年男子)

たくさんの人たちが福島に協力していただいていて、本当にありがたいと感じたし、自分がこの授業を受ける前に思っていたよりも復興していると分かりました。(1年男子)

食品中の放射性物質測定についての説明会・放射能測定器講習会 を実施しました

3/16(火)本校にて19名の生徒が、食品中の放射性物質測定についての説明会・放射能測定器講習会に参加しました。

本校の生物室において、オンラインで近畿大学原子力研究所の山田崇裕准教授に放射線の基礎及び食品中の放射性物質の検査の注意点についてレクチャーしていただいたのち、
福島県環境測定・放射能計測協会の方々に実際に本校のNaIスペクトロメータで測定を実演していただきました。 

山田先生は原発事故直後から福島県内の食品放射能測定に関わっていた方で、エネルギースペクトルの意味など大学レベルの詳しい話をしていただきました。
生徒たちは実際に測定してみることで、測定をどのように行ったいたのかを知り、より科学的に食品の安全性を実感できたようでした。

海外若手研究者による英語の講義(Science Dialogue)を行いました

 2年のSSHクラスでは、3月11日(木)のSSアカデミーⅡの授業にインドネシア出身の若手研究者 Tahta Amrillah (博士)をお招きし、 サイエンスダイアログを実施しました。

 

 

「サイエンス・ダイアログ」は日本学術振興会の制度*1)で、研究のため日本の大学・研究機関等に滞在している若手外国人研究者を高等学校等に派遣し、自身の研究や出身国に関して英語で講義するプログラムです。

*1)https://www.jsps.go.jp/j-sdialogue/

 

 はじめに、出身国インドネシアの風土、文化、食の紹介があり、美しいバリ島の映像や日本の焼き鳥やお好み焼きによく似た食べ物の写真を見せてくださいました。

 続いて、日本のアニメが大好きで日本文化にも興味があり、ドイツと台湾の研究機関で研究をした後、日本の研究機関で研究をしたかったとお話されました。

 そして最後は、ご自身の研究である“強磁性半導体”の講義がありました。さすがに、研究についてのご講義は内容的に難しく質問は大変でしたが、お国の紹介や日本のアニメのお話では、対話(Dialogue)がとても盛り上がりました。

 Scienceを話題の1つとして、海外若手研究者と英語でコミュニケーションをする楽しさを感じ、研究者になること、海外で学ぶことや海外で働くことに興味関心を持つことができました。ぜひまたやりたいとの声を受け、次年度もまた実施を計画します。

 

令和2年度SSH生徒研究発表会

 2月26日(金)に令和2年度SSH生徒研究発表会を開催しました。昨年度は新型コロナウイルス感染拡大による臨時休校のため開催を見送りましたが、今年度は感染対策を講じた上で、校内公開の形で開催することができました。午前中はポスター発表、午後はステージ発表を行いました。ポスター発表では、2年生全員と1年生の代表グループが1年間の研究成果を発表しました。ステージ発表では、1年生代表、海外研修参加生徒、医療深掘りゼミ参加生徒、物理部・化学部・生物部が研究成果を発表しました。最後に、来賓を代表して、本校SSH運営指導委員の(公財)福島イノベーションコースト構想推進機構人材育成支援課長飯田喜之様よりご講評を頂きました。発表した生徒も、発表を聴く側の生徒も真剣に取り組む姿勢が見受けられました。また、発表に際しては、運営指導委員の先生方、来賓の方からも様々な面から貴重なアドバイスを頂きました。改めて感謝申し上げます。

 この生徒研究発表会は、年間のSSH活動の最大の行事です。今年度はコロナ禍ということもあり、広く一般に公開することは差控えさせていただきました。次年度以降の開催方法については、社会情勢等を踏まえ、可能な限り本校生の活動を広く公開できるように検討を重ねて参ります。 

生物部・物理部・SSクラスによる口頭発表とポスター発表の練習会を行いました

1/29(水)放課後、物理実験室において生物部・物理部・SSクラスによる口頭発表とポスター発表の練習会をおこないました。他の理科部の生徒も加わり、総勢40名以上が参加し、活発な質問が飛び交いました。
英語発表もポスター発表も初めて、という生徒たちもいましたが、とても活発に堂々と発表していました。流石です!!

週末は福島高校主催の英語ポスター発表会と東北地区SSHコミュニティ(SSH東北大会)があります。
より分かりやすく内容の濃い発表になるよう、頑張ってください!!

 

ディベート講習会およびディベート大会

1月12日(火)山形大学山形大学大学院 教育実践研究科の江間史明先生を講師にお迎えし、1年生を対象に、ディベート講習会「はじめての日本語ディベート」を行いました。「ディベートとは何か」「ディベートで学べること」など、基礎基本的な部分から丁寧にご指導いただきました。

また、講演で学んだことをもとに、クラスで実際にディベートを行いました。試合の緊張感を楽しみながら、どの班も熱心に取り組んでいました。

 

福島第一原子力発電所見学会実施

 12月25日(金)に,福島第一原子力発電所見学会を実施しました。
 安積高校のSSH活動では,海外の高校生との交流活動も計画されており,ドイツやフランスの交流を計画しています。海外との交流では,福島第一原子力発電所事故や福島復興が話題に上がることを想定し,学ぶ機会を設けました。

 

 

 

 まず富岡町の廃炉資料館の見学。いきなり「水素ガスは事故のどの段階から発生が始まったのか」「核分裂ではホウ素やクリプトン以外にどのような原子核が発生するのか」「ウランの連鎖反応を始めるための最初の中性子はどこから来るのか」などの質問が飛び出しました。

 会議室では,1〜4号機の現在の状態や今回の見学順路の説明をうけ,いよいよ第一原子力発電所に向かって出発。国道6号線を北上すると,地震直後のまま放置された自動車会社の建物が残る一方で,壊れた住宅の解体が進みあちこちに空き地が広がる熊町の景色には,時間の経過を感じます。

 再び廃炉資料館に戻り,地域の復興に取り組む東京電力社員の活動についてお話をお聞きし,その後グループワーク。まず福島第一を見学して,「印象に残ったこと」「新たに疑問を持ったこと」をグループごとにKJ法で出し合い整理,そしてグループの代表が発表。

 グループワークからは,資源エネルギー庁の木野さんも駆けつけて下さり,東京電力の方々と一緒に,生徒の質問に答えてくださいました。

(追伸)この日生徒から出された質問一つ一つに対して,木野さんからのお返事が後日届きました。たくさんの質問にお答えいただき、感謝申し上げます。

 

以下生徒の感想です。
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・大変わかりやすく、丁寧なご説明ありがとうございました!非常に勉強になりました。今後も現場で学び続けることを大切にしたいとおもいます。今後もよろしくお願いします。
・この機会に原発を見れたことはこの先忘れないと思います。今日、放射線に対する知識が深まっただけでなく、復興を進めたいという想いも強まりました。SNSなどを通して福島の現状を伝えていきたいです。
・正しい知識に基づいた自分の意見を明確に持ち、それを発信していくことが大切だと感じさせられました。
・帰還困難区域での実証実験や、1F視察など、身をもって体感できる体験ができ、また、その道に精通した方のご講義を伺うことができたことで、正しい知識を得ることができました。また、それをもとに自分はどう考えるか?他の人はどう思っているのか?を考え、意見を聞くことで、それらの問題を自分まで落とし込めたと思いました。そして、それらを発表することで、相手にも聞いてもらえますし、そこから変えるきっかけにもなるのではないかと思いました。
・自分が学んだ知識を今回の確かな経験をもってより現実感のあるものとして自分のものとして取り入れることが出来ました。自分の価値観をより広げることができたので、とても有意義な時間になりました。今後もこのような活動に参加したいと思います。

 

国内先進地域研修実施

今年の国内先進地域研修は,新コロナ 感染症対策のため遠方に向かうのは断念し、
国内先進地域研修Ⅰとして東北大学研究室見学,
国内先進地域研修Ⅱとして福島県立福島高等学校SS部訪問,
と計画しました。

このうち先進地域研修Ⅰは冬季課外2日目の12月18日(金)の午後に実施し、東北大学の3つの研究室を見学させていただきました。

 

生命科学研究科渡辺正夫教授研究室

   本校のSSH運営指導委員をお願いしている渡辺正夫先生には、片平キャンパスの案内をしていただきました。生徒たちにとっても渡辺先生は,今年6月の探究の授業で、「課題研究とは何か」の題目でからリモート出前講義をいただいた先生です。
キャンパス内を歩きながら、青々とした松の木と黄色い松の木の違いを問われたり、金属材料研究所がなぜ東北大学にあるのかお尋ねになったり、見聞きするものをぼんやり見逃すのではなく、いつも心の中で「なぜ」を問い続けることの大切さをお話しになりました。さらに、「歴史を考えることは、研究では先行研究、先達が何をしていたのか知ることと同じ。そのような学びは,課題研究においても,研究が深まるきっかけになります」とお話しいただき、生徒は大きくうなずいてお聞きしました。

 

工学研究科安藤晃先生研究室

   安藤晃先生は,核融合の基礎研究としてプラズマの研究をされています。プラズマに関する簡単な講義ののち,早速プラズマの体験。プラズマボールを見せてくださったり,テスラコイルでプラズマを発生させたりしてくださいました。直にプラズマに触れて電撃を感じたり,蛍光菅を近づけて点灯を確認することで,電気現象であるのがわかります。
 その後大学院生から,核融合の基礎研究についてや,イオンエンジンに関する研究について説明をお聞きしました。

 

農学研究科伊藤幸博准教授研究室

(写真は伊藤先生提供)
 伊藤幸博先生は遺伝子工学を駆使してイネの研究をされておられる先生です。はじめに,有用なタンパク質を生成するイネ,ワラが分解されやすいイネなど,日本の主作物であるイネをこの技術によって研究する意義をわかりやすく説明されました。お話には,ポケモンにくわえて研究室のゆるキャラ「おコメちゃん」も登場して,とても楽しいプレゼンテーションでした。
 先生の講義ののち,大学院の関根さん(安積高校OB)から,自ら遺伝子書き換え技術によって作成したカルスを示しながら,自分の研究についてお話しいただきました。質疑では,高校生の頃の紹介も飛び出し,生徒たちの親しみのあるお話しでした。


   初めて大学を見学した生徒がほとんどでしたが、安積高校の卒業生から直接研究についてお話しいただいたり、片平キャンパスでも工学部でも思いがけず福島高校卒業の学生が声をかけてくれたり、生徒たちにとって東北大がとても身近なものとなりました。
さらに先生方から「2年後は東北大においで」とお誘いいただき、皆まんざらでもなくとてもうれしかったようです。帰りのバス内でも「わたしは勉強をがんばる」という声も聞こえました。
新型コロナ感染症対策で大学の教育活動にも制約のある中、本校生徒の見学を受け入れてくださいました東北大の先生方に、改めて感謝申し上げます。

 なお,国内先進地域研修Ⅱとして計画した福島高校SS部訪問は,直前の12月20日の「福島市新型コロナ緊急警報発令」をうけ,市内の高校が1・2年を登校禁止としたため,中止となりました。

 

以下生徒の感想の一部です。
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安藤先生
今回は貴重な体験をさせていただきありがとうございました!お礼の言葉を言わせていただいた者です。
私は科学者の卵で一度安藤先生のご講義を受けさせていただいたのですが、その時からプラズマやイーター計画に興味がありました。しかし、リモートだったため実験を実際に行うことや研究室を見ることはできなかったので、今回こうして東北大にお邪魔して、テスラコイルを用いた実験を体験させていただいたり研究室を見学させていただいたりすることができて非常に嬉しく思っております。私はニコラ・テスラが前から好きで、そのお話やテスラコイルが出てきた時はとても興奮しました。また、テレビでも見たことのない大きな装置がある研究室に入ったときも意識が飛びそうなほど嬉しくなってしまいました。そこでは、学生さんとお話しすることができて嬉しかったです!私は工学部志望なのですが、東北大工学部の学生さんとお話しできる機会は滅多にないと思い、質問の時間に、学生さん達が研究されている磁力を用いたエンジンとはやぶさ2のイオンエンジンの違いや、イーターの磁場とプラズマなどについて質問させていただいました!学生さん達がわかりやすく簡潔に、且つ丁寧に教えてくださり、お話しできた時間はとても幸せなものでした。現在コロナ禍にありなかなか厳しいとは思いますが、また学生さん達や先生とお話ができることを願っています。貴重な経験をありがとうございました。

伊藤先生
イネについての研究や遺伝子について詳しく、そして面白く教えていただきありがとうございました。遺伝子についてとても興味がわきました。私は生物に興味があり、将来東北大学進学を目指しているため、今回の研修は良い刺激になりました。お忙しい中、私たちのために時間をとってくださり、本当にありがとうございました。

伊藤先生へ
今回はお忙しい中ありがとうございました。最初の研究についての説明はとても分かりやすく、勉強になりました。オコメちゃん可愛かったです!稲やもやしから万能なタンパク質を取り出す研究が行われているということを初めて聞いて驚きました。それと同時に、研究に対する意欲が湧きました。研究室を実際に見ることが出来たのも、とても楽しかったです。貴重な経験をすることが出来ました。本当にありがとうございました。

渡辺正夫先生
大学構内のご説明、詳しくしてくださり、ありがとうございました。私は生物屋を志しており、学校では微生物を相手に日夜、矛盾する実験系と悪戦苦闘しております。最近は心が折れそうになることも多かったですが、なぜか、渡辺先生のお話を聞いていたら「もう一度やるぞ!」という気持ちが湧いてきました。勉強のモチベも。
研究も頑張りますが、東北大学に入れるくらい、勉強も頑張ります。本日は良い刺激を受けることができました。お忙しい中ありがとうございました。

渡辺先生
まず、今回未熟な私達のために、わざわざ寒い中、説明して下さりありがとうございました。先生の話はとても面白く、興味の惹かれるものでした。先生は、科学の歴史の重要さを伝えるために、研究室にも入らず、雪の積もる屋外を駆け回り、熱心に話をしてくださいました。先生の質問は、正直自分には分からないものばかりでした。しかし、全て科学に関する基礎知識のようなものだと、先生の反応から察しました。私は、自分の知識不足を今回の先生のお話から、改めて感じさせられました。また、それと同時に科学の奥深さや楽しさ、面白さのようなものも感じました。先生が、身近なものを観察することで得られた違和感や、実体験を踏まえた科学の歴史についてのお話。それを、ジョークを交えながら伝えてくれたことで、すんなり理解することができました。特に心に残っているのは、「研究をするなら、その歴史をまず知りなさい。」というお言葉です。私達は、SSクラスとして活動していく中で、必ず研究活動というものをします。その時、この言葉を思い出し、自分が興味をもった研究の歴史を学び、その上で自分の研究に真摯に取り組もうと思います。先生がとても盛り上げてくださった「浮気」回答の件ですが、バスで散々にいじられました。しかし、友達が増えたような気がするので実は大変感謝しています。ありがとうございました。
最後になりますが、どうか健康にはお気をつけてください。またお会いできるのを楽しみにしております。

安藤晃先生へ
先日はありがとうございました。プラズマに関する説明、研究設備から、大学で行われている研究の規模を知ることができました。今回の貴重な経験、学んだことを、これからの探究、進路活動に積極的に活かしていきたいです。

伊藤先生、この度はお忙しい中ご丁寧な指導をありがとうございました。
今まで農学はあまり学ぶ機会がなかったので何とも思っていませんでしたが、今回のお話を聞き、私達の生活によく関わっている研究がされていて、とても大切なものでありとても面白い分野だと感じました。今回学んだことをこれからの生活にも活かして、お米を食べる際におコメちゃんを思い出しながら食べたいと思います。貴重な経験となりました。本当にありがとうございました。

 

ドイツ ウルフスクーレ校とのキックオフミーティングを実施しました。

12月15日(火)にドイツエッセン市にあるGymnasium an der Wolfskuhle校の5・6回生(ドイツでは中高一貫の学校が一般的)14名と安積高校10名でオンラインによるKick off meetingを実施しました。

今年度は、コロナ禍により年度初めに計画していたドイツに渡航しての研修は不可能となりましたが、エッセン市と連携協定を結んでいる郡山市の協力を得、オンラインでの研修を実施することになり、今回はその初回でした。

両校教員の挨拶、両校の紹介に続き、各自が1対1もしくは1対2でパソコンの画面に映る相手と英語でコミュニケーションを図り、今後の協議内容の検討へのきっかけづくりをしました。

本校英語教員とALTも待機していましたが、両者の活躍の機会は全くなく、全員英語でのコミュニケーションができていました。

今後はSNS等を利用し、両校での研究協議内容を詰めていき、オンライン交流で意見を深め、年度末には、共同研究の成果発表並びに、両校の研究の発表を行う予定です。

   

 

 

坪倉先生の医療深掘りゼミ第十回、第十一回を行いました

福島県立医科大学の坪倉正治教授によるゼミの報告をします。
現在のテーマは「がんと社会問題」です。
先日インプットとして坪倉先生に講義していただきました。

12/3 1、2年生の生徒が各班でテーマを調べてきて発表し、坪倉先生の先生からのアドバイスをいただきました。

12/14 さらに深めて、以下のタイトルで各班が最終発表を行いました。
・がんと仕事の両立のために
・がんと個人の意思決定
・高額医療費の問題
・がんサバイバー就労支援
・がん検診における課題とその対策

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<生徒感想>

・2年女子がこれまでの1年間で学んだことについて素晴らしいまとめを書いてくれたので、本人の許可を得て載せます。

・私は坪倉ゼミに参加して学んだことが主に2つあります。1つ目はがんによって生じる問題が数えきれないほどあるということです。がん検診、がんの告知、告知後の就労、社会復帰・・・一人の患者ががんになってから治るまでには本当にたくさんの問題があります。これには医者だけではなく、本当に多くの人が関わっていました。自分の知らないことばかりで、本当に勉強になりました。また、中には解決するのが本当に難しい問題がたくさんあり、とても悩みました。課題を改善し、一人でも多くの人が健康で幸せに過ごせるために、自分も何かしたいと思うことができました。2つ目はプレゼン力です。私はもともとプレゼンが苦手で、できれば避けたいと思っていました。しかし、坪倉先生の分かりやすいアドバイスや先生方のプレゼンを見ることで渡りも前よりうまくなったのではないかなと思います。特にスライドの構成や構造において成長しました。
これからの日本を作っていくのは私たちなので、もっと勉強して、人の役に立ち、世界のために働けるようになりたいです。本当にありがとうございました。(1年女子)

・私はこの一連のゼミでの活動を通して、医療の現状を知り、様々な方面から深く考えることができました。まず、毎回のプレゼンテーションを通して、1つの問題は他方の問題と深くかかわっていて、医療の問題を解決するにも経済、法律、人と人のコミュニケーションそして貧困などの異なる分野での問題が強く関係していることが分かりました。一方の利益を追求すればもう一方の利益が損なわれるという状況がある中で、将来、医療者にはより広い知識と、一人ひとりの立場を尊重する心が必要だと思いました。それを踏まえると、今学んでいることや、日々の生活での些細な経験も全て将来に役立つことを再確認しました。
また、プレゼンテーションについては、「常にハコをつくる」「人に分かりやすいように”今いる所”を伝える」といったことを意識することができました。これは今後あるSSの探究活動のポスター発表や、大学に進んだ際の論文などにも応用できる考え方だと思いました。
次回からもゼミは続くので、次からは、今までの反省を生かし、常に将来のための学びだという事を意識して臨んでいきたいと思います。(2年女子)

福島県再生可能エネルギー推進ビジョンについて学ぶ

   11月30日(月)放課後には,福島大学共生理工学類長 教授 佐藤理夫先生をお招きし,福島県再生可能エネルギーについて学びました。

   安積高校のSSH活動では,1・2年生全員が課題研究に取り組んでおり,エネルギー関連のテーマを挙げている生徒がいます。また,ドイツやフランスなど海外の高校生との交流も計画されており,福島第一原子力発電所事故や再生可能エネルギーが話題に上がることを想定し,学ぶ機会を設けました。

 

 

    福島県は再生可能エネルギー推進を図るため,「再生可能エネルギー推進ビジョン」を掲げていましたが,原子力発電所事故後内容を見直し,2040年には県内のエネルギー需要を100%再生可能エネルギーで賄う「再生可能エネルギー先駆けの地」の実現を目指しています。

    本校のSSH運営指導員をお願いしている佐藤理夫先生は,福島県新エネルギー詳細ビジョン策定委員の一人であり,震災前からこの事業に関わってこられました。まず初めに,理学と工学の違いから始められ,県内のエネルギー需要を100%再生可能エネルギーで賄う目標について,具体的な数字をあげて十分実現可能であると,お話しされました。その上で今後は風力と太陽光が再生可能エネルギーの主力であること,最後には太陽光発電による電力の買取制度について触れ,その経済性についてもお話になられました。

    学習会には,探究活動で再生可能エネルギーをテーマに掲げている生徒や,物理部で風力発電や太陽光発電の課題研究に取り組む生徒たちなど約20名が参加し,再生可能エネルギーへの関心高さが窺えます。質疑応答では,豊富な温泉地を持つ福島県の特徴を生かして地熱発電開発への期待などについての質問も出されました。

 

    次回は,再生可能エネルギーの課題研究に取り組む生徒の発表を,佐藤先生にお聞きいただく機会を設ける予定です。

来年度のSSクラス希望者と二年生の座談会

12/11にSSクラス所属の2年生13人が、来年度のSSクラス希望の1年生30人と座談会を行いました。

SSクラスの活動内容、各グループの研究内容の紹介のあと、1年生が自由に先輩に質問しました。
気づけば2時間近く相談したり研究について聞いていた人もいたようで、大変盛況でした!!
研究テーマの選び方の注意点なども聞けたので、自分のテーマの選び方の参考にしてください!