SSHブログ

ドイツ ウルフスクーレ校とのキックオフミーティングを実施しました。

2020年12月28日 11時34分

12月15日(火)にドイツエッセン市にあるGymnasium an der Wolfskuhle校の5・6回生(ドイツでは中高一貫の学校が一般的)14名と安積高校10名でオンラインによるKick off meetingを実施しました。

今年度は、コロナ禍により年度初めに計画していたドイツに渡航しての研修は不可能となりましたが、エッセン市と連携協定を結んでいる郡山市の協力を得、オンラインでの研修を実施することになり、今回はその初回でした。

両校教員の挨拶、両校の紹介に続き、各自が1対1もしくは1対2でパソコンの画面に映る相手と英語でコミュニケーションを図り、今後の協議内容の検討へのきっかけづくりをしました。

本校英語教員とALTも待機していましたが、両者の活躍の機会は全くなく、全員英語でのコミュニケーションができていました。

今後はSNS等を利用し、両校での研究協議内容を詰めていき、オンライン交流で意見を深め、年度末には、共同研究の成果発表並びに、両校の研究の発表を行う予定です。

   

 

 

坪倉先生の医療深掘りゼミ第十回、第十一回を行いました

2020年12月15日 09時30分

福島県立医科大学の坪倉正治教授によるゼミの報告をします。
現在のテーマは「がんと社会問題」です。
先日インプットとして坪倉先生に講義していただきました。

12/3 1、2年生の生徒が各班でテーマを調べてきて発表し、坪倉先生の先生からのアドバイスをいただきました。

12/14 さらに深めて、以下のタイトルで各班が最終発表を行いました。
・がんと仕事の両立のために
・がんと個人の意思決定
・高額医療費の問題
・がんサバイバー就労支援
・がん検診における課題とその対策

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<生徒感想>

・2年女子がこれまでの1年間で学んだことについて素晴らしいまとめを書いてくれたので、本人の許可を得て載せます。

・私は坪倉ゼミに参加して学んだことが主に2つあります。1つ目はがんによって生じる問題が数えきれないほどあるということです。がん検診、がんの告知、告知後の就労、社会復帰・・・一人の患者ががんになってから治るまでには本当にたくさんの問題があります。これには医者だけではなく、本当に多くの人が関わっていました。自分の知らないことばかりで、本当に勉強になりました。また、中には解決するのが本当に難しい問題がたくさんあり、とても悩みました。課題を改善し、一人でも多くの人が健康で幸せに過ごせるために、自分も何かしたいと思うことができました。2つ目はプレゼン力です。私はもともとプレゼンが苦手で、できれば避けたいと思っていました。しかし、坪倉先生の分かりやすいアドバイスや先生方のプレゼンを見ることで渡りも前よりうまくなったのではないかなと思います。特にスライドの構成や構造において成長しました。
これからの日本を作っていくのは私たちなので、もっと勉強して、人の役に立ち、世界のために働けるようになりたいです。本当にありがとうございました。(1年女子)

・私はこの一連のゼミでの活動を通して、医療の現状を知り、様々な方面から深く考えることができました。まず、毎回のプレゼンテーションを通して、1つの問題は他方の問題と深くかかわっていて、医療の問題を解決するにも経済、法律、人と人のコミュニケーションそして貧困などの異なる分野での問題が強く関係していることが分かりました。一方の利益を追求すればもう一方の利益が損なわれるという状況がある中で、将来、医療者にはより広い知識と、一人ひとりの立場を尊重する心が必要だと思いました。それを踏まえると、今学んでいることや、日々の生活での些細な経験も全て将来に役立つことを再確認しました。
また、プレゼンテーションについては、「常にハコをつくる」「人に分かりやすいように”今いる所”を伝える」といったことを意識することができました。これは今後あるSSの探究活動のポスター発表や、大学に進んだ際の論文などにも応用できる考え方だと思いました。
次回からもゼミは続くので、次からは、今までの反省を生かし、常に将来のための学びだという事を意識して臨んでいきたいと思います。(2年女子)

福島県再生可能エネルギー推進ビジョンについて学ぶ

2020年12月14日 08時55分

   11月30日(月)放課後には,福島大学共生理工学類長 教授 佐藤理夫先生をお招きし,福島県再生可能エネルギーについて学びました。

   安積高校のSSH活動では,1・2年生全員が課題研究に取り組んでおり,エネルギー関連のテーマを挙げている生徒がいます。また,ドイツやフランスなど海外の高校生との交流も計画されており,福島第一原子力発電所事故や再生可能エネルギーが話題に上がることを想定し,学ぶ機会を設けました。

 

 

来年度のSSクラス希望者と二年生の座談会

2020年12月11日 18時35分

12/11にSSクラス所属の2年生13人が、来年度のSSクラス希望の1年生30人と座談会を行いました。

SSクラスの活動内容、各グループの研究内容の紹介のあと、1年生が自由に先輩に質問しました。
気づけば2時間近く相談したり研究について聞いていた人もいたようで、大変盛況でした!!
研究テーマの選び方の注意点なども聞けたので、自分のテーマの選び方の参考にしてください!

飯舘村見学会実施

2020年12月10日 09時35分

 安積高校のSSH活動では,海外の高校生との交流活動も計画されており,ドイツやフランスの交流を計画しています。海外との交流では,福島第一原子力発電所事故が話題に上がることを想定し,避難指示区域の復興について,学ぶ機会を設けました。11月28日(土)には飯舘村長泥を訪問し,除染土の再利用や村の復興事業について学んできました。

SSクラス プログラミングの授業で機械学習について学ぶ

2020年11月30日 11時35分

11月19日(木)6・7校時のSSアカデミーⅡ の授業は,Python学習の最終回でした。

SSアカデミーⅡは,2年生SSクラスの生徒が履修している学校設定科目で,理科・数学・情報・英語などの内容が盛り込まれた安積高校独自の授業です。

この授業のうちプログラミングⅡは,4回連続合計8時間での情報分野の学習で,株式会社アクシスウェア(Axisware, Inc)IT事業本部 石川祐也 さんを講師に招き,本格的なプログラミング言語Pythonの学習に挑戦しました。
最終回の19日は,前半は前回の宿題の発表を2人の生徒が行い,後半は機械学習について学習しました。

 

1Fの処理水について学ぶ

2020年11月26日 09時25分

 11月11日(水)放課後16:00〜17:30に,経済産業省資源エネルギー庁廃炉汚染水対策官の木野正登さんをお招きして,福島第一原子力発電所の処理水についての学習会が行われました。

 安積高校のSSH活動では,海外の高校生との交流活動も計画されており,ドイツやフランスの交流を計画しています。海外との交流では,福島第一原子力発電所事故が話題に上がることを想定し,最もホットな話題である処理水問題について,学ぶ機会を設けました。

 資源エネルギー庁廃炉汚染水対策官の木野正登さんに講演をお願いしたところ,原子力発電所の模型持参でおいでくださいました。

SSクラス プログラミングの授業でデータのグラフ化について学習

2020年11月20日 10時03分

 11月5日(木)6・7校時のSSアカデミーⅡ の授業は,Matplotlibによるデータの図式化について学びました。

 

 

 SSアカデミーⅡは,2年生SSクラスの生徒が履修している学校設定科目で,理科・数学・情報・英語などの内容が盛り込まれた安積高校独自の授業です。

 この授業のうちプログラミングⅡは,4回連続合計8時間での情報分野の学習で,株式会社アクシスウェア(Axisware, Inc)IT事業本部 石川祐也 さんを講師に招き,本格的なプログラミング言語Pythonの学習に挑戦しています。

 

震災後の福島の発信活動に,サッポロホールディングスのご支援

2020年11月20日 08時45分

10月30日,サッポロホールディングス株主様の社会貢献活動による,高校生の風評払拭活動への支援金の贈呈式が行われました。

 これは,サッポロホールディングスが行う株主優待制度において,株主の選択により優待品の送付に代えてその相当金額を社会貢献活動へ寄付する制度です。本校の国際放射線防護ワークショップは,2018年よりNPO法人ドリームサポート福島を通してご支援を頂いてきました。

SSHアクティブラーニング研修(数学)

2020年11月19日 10時55分

 11月12日(木)7校時および放課後にアクティブラーニング研修会を開催しました。この研修はSSH事業の研究課題の一つである、ディープアクティブラーニングの実践に向けた自己研鑽を目的としています。今年度はあわせて3回の研修会を予定しており、今回は講師に渋谷教育学園渋谷中学高等学校数学科教諭の近藤義治先生を迎え、本校教職員に加え県内各校の先生方も参加して研修が進められました。
 まず始めに、講師の近藤先生による対話型授業実践を参観しました。対象クラスは1年生で、「三角比の加法定理を既習の知識をもとに導く」というテーマで授業が進められました。授業の冒頭で、「答の確認は仲間内で行う」「授業に積極的に参加する」「立ち歩いてかまわない」「間違えても罵倒しない」「演習問題はやれる範囲でやる。ただし、時間内はあきらめない」の5点の指示がありました。その後は生徒各自が、自力で取り組んだり、周りと相談したりしながら課題に取り組む姿勢が見られました。授業の前半は普段と異なる授業形式にやや緊張が見られましたが、後半に進むにつれて生徒間のやりとりが活発になっていったようでした。
 放課後の研究協議では、近藤先生から対話型授業に関する講話を拝聴した後、参加者から『対話型授業』の進め方等について活発な質疑応答が行われました。
 この研修の成果をもとに、今後も継続して、「より深い学び」の実現に向けて、継続的に授業改善の研究と実践を進めて参ります。