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SSH活動日誌

海外若手研究者による英語の講義(Science Dialogue)を行いました

 2年のSSHクラスでは、3月11日(木)のSSアカデミーⅡの授業にインドネシア出身の若手研究者 Tahta Amrillah (博士)をお招きし、 サイエンスダイアログを実施しました。

 

 

「サイエンス・ダイアログ」は日本学術振興会の制度*1)で、研究のため日本の大学・研究機関等に滞在している若手外国人研究者を高等学校等に派遣し、自身の研究や出身国に関して英語で講義するプログラムです。

*1)https://www.jsps.go.jp/j-sdialogue/

 

 はじめに、出身国インドネシアの風土、文化、食の紹介があり、美しいバリ島の映像や日本の焼き鳥やお好み焼きによく似た食べ物の写真を見せてくださいました。

 続いて、日本のアニメが大好きで日本文化にも興味があり、ドイツと台湾の研究機関で研究をした後、日本の研究機関で研究をしたかったとお話されました。

 そして最後は、ご自身の研究である“強磁性半導体”の講義がありました。さすがに、研究についてのご講義は内容的に難しく質問は大変でしたが、お国の紹介や日本のアニメのお話では、対話(Dialogue)がとても盛り上がりました。

 Scienceを話題の1つとして、海外若手研究者と英語でコミュニケーションをする楽しさを感じ、研究者になること、海外で学ぶことや海外で働くことに興味関心を持つことができました。ぜひまたやりたいとの声を受け、次年度もまた実施を計画します。

 

令和2年度SSH生徒研究発表会

 2月26日(金)に令和2年度SSH生徒研究発表会を開催しました。昨年度は新型コロナウイルス感染拡大による臨時休校のため開催を見送りましたが、今年度は感染対策を講じた上で、校内公開の形で開催することができました。午前中はポスター発表、午後はステージ発表を行いました。ポスター発表では、2年生全員と1年生の代表グループが1年間の研究成果を発表しました。ステージ発表では、1年生代表、海外研修参加生徒、医療深掘りゼミ参加生徒、物理部・化学部・生物部が研究成果を発表しました。最後に、来賓を代表して、本校SSH運営指導委員の(公財)福島イノベーションコースト構想推進機構人材育成支援課長飯田喜之様よりご講評を頂きました。発表した生徒も、発表を聴く側の生徒も真剣に取り組む姿勢が見受けられました。また、発表に際しては、運営指導委員の先生方、来賓の方からも様々な面から貴重なアドバイスを頂きました。改めて感謝申し上げます。

 この生徒研究発表会は、年間のSSH活動の最大の行事です。今年度はコロナ禍ということもあり、広く一般に公開することは差控えさせていただきました。次年度以降の開催方法については、社会情勢等を踏まえ、可能な限り本校生の活動を広く公開できるように検討を重ねて参ります。 

生物部・物理部・SSクラスによる口頭発表とポスター発表の練習会を行いました

1/29(水)放課後、物理実験室において生物部・物理部・SSクラスによる口頭発表とポスター発表の練習会をおこないました。他の理科部の生徒も加わり、総勢40名以上が参加し、活発な質問が飛び交いました。
英語発表もポスター発表も初めて、という生徒たちもいましたが、とても活発に堂々と発表していました。流石です!!

週末は福島高校主催の英語ポスター発表会と東北地区SSHコミュニティ(SSH東北大会)があります。
より分かりやすく内容の濃い発表になるよう、頑張ってください!!

 

ディベート講習会およびディベート大会

1月12日(火)山形大学山形大学大学院 教育実践研究科の江間史明先生を講師にお迎えし、1年生を対象に、ディベート講習会「はじめての日本語ディベート」を行いました。「ディベートとは何か」「ディベートで学べること」など、基礎基本的な部分から丁寧にご指導いただきました。

また、講演で学んだことをもとに、クラスで実際にディベートを行いました。試合の緊張感を楽しみながら、どの班も熱心に取り組んでいました。

 

福島第一原子力発電所見学会実施

 12月25日(金)に,福島第一原子力発電所見学会を実施しました。
 安積高校のSSH活動では,海外の高校生との交流活動も計画されており,ドイツやフランスの交流を計画しています。海外との交流では,福島第一原子力発電所事故や福島復興が話題に上がることを想定し,学ぶ機会を設けました。

 

 

 

 まず富岡町の廃炉資料館の見学。いきなり「水素ガスは事故のどの段階から発生が始まったのか」「核分裂ではホウ素やクリプトン以外にどのような原子核が発生するのか」「ウランの連鎖反応を始めるための最初の中性子はどこから来るのか」などの質問が飛び出しました。

 会議室では,1〜4号機の現在の状態や今回の見学順路の説明をうけ,いよいよ第一原子力発電所に向かって出発。国道6号線を北上すると,地震直後のまま放置された自動車会社の建物が残る一方で,壊れた住宅の解体が進みあちこちに空き地が広がる熊町の景色には,時間の経過を感じます。

 再び廃炉資料館に戻り,地域の復興に取り組む東京電力社員の活動についてお話をお聞きし,その後グループワーク。まず福島第一を見学して,「印象に残ったこと」「新たに疑問を持ったこと」をグループごとにKJ法で出し合い整理,そしてグループの代表が発表。

 グループワークからは,資源エネルギー庁の木野さんも駆けつけて下さり,東京電力の方々と一緒に,生徒の質問に答えてくださいました。

(追伸)この日生徒から出された質問一つ一つに対して,木野さんからのお返事が後日届きました。たくさんの質問にお答えいただき、感謝申し上げます。

 

以下生徒の感想です。
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・大変わかりやすく、丁寧なご説明ありがとうございました!非常に勉強になりました。今後も現場で学び続けることを大切にしたいとおもいます。今後もよろしくお願いします。
・この機会に原発を見れたことはこの先忘れないと思います。今日、放射線に対する知識が深まっただけでなく、復興を進めたいという想いも強まりました。SNSなどを通して福島の現状を伝えていきたいです。
・正しい知識に基づいた自分の意見を明確に持ち、それを発信していくことが大切だと感じさせられました。
・帰還困難区域での実証実験や、1F視察など、身をもって体感できる体験ができ、また、その道に精通した方のご講義を伺うことができたことで、正しい知識を得ることができました。また、それをもとに自分はどう考えるか?他の人はどう思っているのか?を考え、意見を聞くことで、それらの問題を自分まで落とし込めたと思いました。そして、それらを発表することで、相手にも聞いてもらえますし、そこから変えるきっかけにもなるのではないかと思いました。
・自分が学んだ知識を今回の確かな経験をもってより現実感のあるものとして自分のものとして取り入れることが出来ました。自分の価値観をより広げることができたので、とても有意義な時間になりました。今後もこのような活動に参加したいと思います。