SSHブログ

SSH活動日誌

SSHクラス SSアカデミーⅡ アカデミック・ライティング講座

 5月1日(水)3年7組(SSHクラス)は「科学レポートの書き方講座」として大坂大学全学教育推進機構 堀一成教授の講演を聴講しました。

 3年生はこれまでの探究活動の成果について、科学論文を執筆します。その際の文章作成方法や学術的ルールについて堀教授から学びました。リモートのよる講演でしたが、生徒は熱心にペア・ワークを行ったり、質問していました。

<生徒感想>(一部)

・これから本格的に論文を書くことになるので、今日学んだ論文形式を意識しながら、論文を書いていきたいと思います。また、論文は大学に行ってからも書くことになるので、その時にも生かしたいと思います。

・実際に論文を書く際に今回の話を踏まえて書けるようにしたい。時系列順から脱却できるように頑張りたい。

・今までに締切間近に勢いで論文を書くことが多々あり構成が良くなかったこともあったため、構成含め論理的に考えて学術的に分かりやすい論文を書けるようにしたい。

・私たちの探究活動はこれといった結果が出ていなかったので焦っていたが、探究の目的や成果の意義を今日理解して、情報を受けとってもらう人に伝わりやすいように丁寧な研究を心がけようと思った。

・自分はレポート等を書く際に、言葉選びには注意して書いていたが、今後は文章単位で考えたり、より全体を見て書いたものの吟味をしていきたい。

 

 

スーパーサイエンスハイスクール(SSH)Ⅲ期指定について

13日(水)、文部科学省よりスーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校の内定を頂きました。今回はⅡ期(平成31年度~令和5年度)から引き続いてのⅢ期であり、令和6年度から10年度までの5年間が指定期間となります。

令和6年度から新設される「文理融合基礎枠」での採択となり、Ⅱ期までに開発してきたことをさらに発展させていくことになります。研究開発課題は「チーム安積モデルによる地球的課題解決に向けた国際共創力を有する科学技術系リーダーの育成」です。

理数系カリキュラムの開発のみならず、自然科学と人文・社会科学を融合させながら探究活動のさらなる充実を目指し、実践に励んでまいります。


詳細につきましては、文部科学省WEBサイト「令和6年度スーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校の内定等について」等をご覧ください。

第6回少人数ゼミを行いました。

2月27日(火)に第6回の少人数ゼミを行いました。

本日は宮城学院女子大学の緑川早苗先生をお招きし、

「甲状腺検査について考えよう」というテーマで講義を行いました。

甲状腺検査でわかることや、そのデメリットについてなど、

福島県で過ごす私たちにとって必要な情報を教えていただきました。

  

第5回少人数ゼミを行いました。

2月19日(月)に第5回の少人数ゼミを実施しました。

今回は国立天文台の林左絵子先生から

「月に転勤します 広がる宇宙の職場」というテーマでご講演をいただきました。

 

講演の中で、宇宙を観測した様子や、観測するための望遠鏡に関するお話、

さらには生徒の進路に関するご助言など、大変貴重なお話をいただきました。

 

生徒の感想では、

「宇宙で探査活動をするロボットの開発やロケットの開発に興味があったのだが、自分が宇宙に行き宇宙を研究の拠点とするという選択肢もあるとは思わず、また可能性が広がった。」

「宇宙に関する最新情報をたくさん知れて知識のアップデートができた。宇宙が遠いもののように感じていたが、自分でも簡単に行けてしまうような未来もあって、より身近なものに思えた。」

などが挙げられ、天文学分野に関する知識を深め、自分の進路についても考えるきっかけとなりました。