SSHブログ

SSH活動日誌

SSHクラス SSアカデミーⅡ 「プログラミング」の講義~第三、四回(最終回)~が行われました

7/8(木)7校時目と7/15(木)6、7校時目、SSHクラス2-7で、SSアカデミーⅡ「プログラミング」の講義が行われました。

第三回の7/3は、オンラインで講師の辻様と胡口様、MicroSoft福島県人会の皆さまから各班のプログラミングについてアドバイスをいただきました。


最終回では生徒たちが自分たちの考えたプログラミングについて発表を行いました。2人で一組です。
今回は、「社会問題」「身近な課題」をプログラミングで解決する、というテーマで各班がプログラミングを考えました。(もしくは各自が興味を持った内容についてプログラミング)
前日まで居残りで多くの生徒が自主的に作成し、プレゼンを考えていました。

 

 

 

 

 

 

0715_Sアカ2プログラミング発表.pdfの表のとおり、生徒たちはScratchを中心としたさまざまな言語でプログラミングを作成し堂々と発表しました。
生徒たちは、初めてやってみたけどプログラミングの楽しさに気づけたという意見や、ほかの人のすごさに刺激を受けたという意見が多かったです。

講師の先生方は、2か月近くの間、熱意ある講義とタブレットPCの貸し出し、さらにはMicrosoft Teamsで常に生徒たちの疑問に答えてくださいました。辻様、胡口様、MicroSoft福島県人会の皆さま、お忙しいところご協力本当にありがとうございました。

SSHクラス SSアカデミーⅡ 「プログラミング」の講義~第一、ニ回~が行われました

6/3(木)6、7校時目と6/17(木)6、7校時目、SSHクラス2-7で、SSアカデミーⅡ「プログラミング」の講義が行われました。講師は辻康博様(triart)と胡口敬郎様(Microsoft)です。
今回特別に、生徒一人一人にタブレットPCを貸し出していただきました。

プログラミングを学ぶ意義、Mincraftの紹介、Scratchによるプログラミングの基礎の講義、素因数分解するプログラムの実例とコーディングの解説 を講義していただきました。

全部で4回の予定で、最終回では生徒たちが自分たちの考えたプログラミングについて発表を行います。

 

6/3(木)

 

 

 

 

 

 

6/17(この日はオンラインで講義していただきました)

京大ポスターセッション2020

「京都大学ポスターセッション2020」の参加賞が届きました
 「京都大学ポスターセッション」とは京都大学で実施される、SSH校を中心に招待された高校が研究内容をポスター発表する大会です。例年、京都大学の百周年時計台記念館で行われています。しかし、昨年度はコロナの影響で動画投稿による閲覧、審査となりました。

 今回はSSHクラスのカンゾウ研究班が参加しました。入賞はできませんでしたが、他の学校に負けない研究発表でした。毎年、参加賞にオリジナルグッズが貰えます。今年は京大の高大連携・入試広報ポータルサイト「LEOPARD」のマスコットキャラクター「レオーメ」のクリアファイルでした。

 今年度もこのポスターセッションが実施されるのか、または招待されるかもわかりません。チャンスは常にあるわけではないのでその機会を逃さず挑戦して欲しいです。   

R3 全国SSH 安積高校代表選考会

 

5月26日(水)、毎年8月に行われる全国スーパーサイエンスハイスクール研究発表会に参加する、本校の代表選考会が行われました。エントリーは以下の8グループでした。

 

 

それぞれ、スクリーンに拡大投影されたポスターをもとに8分間の説明をして、その後5分程度の質疑応答を受けました。

質疑は生徒だけでなく先生方からも出されましたが、さすがに3年生だけあってどのグループも戸惑うことなく質問に答えていました。事前の練習が不十分なのか、8分の発表時間を十分に活かせないグループがあったのが残念です。

また、会場の2年生、3年生から活発な質問が寄せられましたが、新1年生からも質問がたくさん出され、今後の校内での発表会が楽しみになりました。

 

生徒の投票終了後、先生方による審査点も加えた結果、「衝突防止パラグライダーの開発」が学校代表に決定しました。代表の本大会での健闘を期待したいところです。

なお、次点は「ナッツによるチーズの開発」でした。

 

 

研究発表評価ルーブリック

 

下に示すように5月26日(水)に、毎年8月に行われる全国SSH研究発表会で発表する、本校代表の選考会を行います。

すでに3年生8グループがエントリーを予定しています。多くの生徒の見学を期待しています。

 

この選考会では、発表者の評価を、以下のルーブリック表を用いて評価することとしています。

研究の視点・目的、研究の深化度、発表技術・能力について、それぞれ4段階で評価し、数値が大きいほど高評価となります。

参考のために公開しますので、今後研究や発表を行う上での参考にしてください。

課題研究に取り組む生徒の皆さんが、より高い視点でより深い内容をしっかりした技術に基づいて、発表してくれることを期待しています。

 

フランス放射線防護高校生WEB会議参加・SSHドイツ・フランス海外交流説明会

 

5月20日(木)本校3年生が、フランスの高校生放射線防護WEB会議で発表を行いました。

これに合わせて、今年度の本校の海外交流について、担当教員による説明会を実施しました。

 

参加は2年7組を中心とする2年生、および次年度SSクラスへの参加を希望する新1年生、あわせて50名ほど。

時差の関係でWEB会議は19:00の開会のため、17:00から1時間半ほど、海外交流説明会を実施しました。

 

教頭先生の開会挨拶ののち、ドイツ研修、フランス研修を担当する先生方より今年度の計画について説明とQ&A。

その後、昨年度海外交流参加してきた生徒たちから、活動の紹介および作成したプレゼンの発表がありました。

 

そして、これまでフランスとの交流で通訳をお願いしてきたフィクサーの斎木茜さんから、震災後の福島を海外に発信することについてお話をいただきました。

 

 

休憩ののち、フランスとのWEB会議が開会。

 

開会のご挨拶の後、早速安積高校の3年生が「The Past and the Future of Fukushima」のタイトルで10分ほどのプレゼンテーションと5分ほどの質疑応答を行いました。

 

例年は3日間で約20校ほどの発表が行われる大規模な国際会議ですが、コロナ感染症防止の現状から今年はWEB開催となり、参加はモルドバの1校とフランスの2校、本校と合わせて4校のみの発表というちょっと寂しいものでした。

終了時間が遅くなることから、本校では19:00からのWEB会議の見学は任意参加としていましたが、ほとんどの生徒たちが20:00過ぎまで会場に残り、海外とやりとりする先輩の姿を直に見学していました。

 

海外交流参加生徒の募集は近々始まりますが、係では多くの生徒たちの参加を期待しています。

SSHクラス SSアカデミーⅡ 「統計学と検定」の講義~第二回~が行われました

5/20(木)6、7校時目、SSHクラス2-7で、SSアカデミーⅡ「統計学と検定」の第二回の講義が行われました。講師は福島大学の大橋弘範准教授です。

連続講義の最終回である今回は、標本集団、「検定」の意味、キーワード「①仮説検定、②帰無仮説、③対立仮説、④信頼水準」について学びました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大橋先生自身、「本来大学で半年かけて学ぶもの」とおっしゃっていたとおり、高校で学ぶ範囲を超えた難易度の高い凝縮された講義でした。生徒たちはくらいついていましたが、検定の初歩的概念や数学の有用性などは身をもって学べたのではと思います。

ひとまず、実際のデータ分析において、学んだことを活かしてみてください!

2学年探究Ⅱ 岡本尚也先生講演

5月12日(水)2年生の探究Ⅱにおいて、 探究の時間に使用している『課題研究メソッド』 の著者で一般社団法人glocal-academy 理事長の岡 本尚也先生をお招きし、「社会の変化と課題研究 ~探究活動の意義とその方法~」 という演題で講演を行っていただきました。

課題研究のテーマ設定についての考え方など、 生徒たちがこれから課題研究を進めていくうえで参考になる内容だ ったと思います。

経験談を交えながら生徒たちに質問する形式での講演で、岡本先生は生徒たちに答えさせた後、さらに、「なぜそう思うのか」突っ込んで質問することで、「問い」から「新たな問い」に発展させる手法を示してくださいました。生徒たちはスピード感のある掘り下げに引き込まれ、真剣に参加できていたように思います。

 

SSHクラス SSアカデミーⅡ 「統計学と検定」の講義が行われました

5/13(木)6、7校時目、SSHクラス2-7で、SSアカデミーⅡ「統計学と検定」の講義が行われました。
講師は福島大学の大橋弘範准教授です。

数学の時間に基礎を習う統計学ですが、実際の社会でどう使われているかや実験データの解析への応用は
高校では一般に教えられません。

SSHクラスだけが受けられる今回の講義では、統計学の応用例やヒストグラム作成(手作成とエクセル作成)を通して基本的な事項の確認をしました。
来週の講義ではいよいよ本格的に「検定」について学びます!

 

 

 

 

 

 

 

 

 生徒たちに出された宿題

・「①仮説検定、②帰無仮説、③対立仮説、④信頼水準」の4つを調べてみる。説明をメモ用紙に書いてみる。
・数学Ⅰの統計の内容を、もう一度教科書読んでみる。

郡山市ふれあい科学館サイエンスフェスティバル 参加

5月1日、郡山市ふれあい科学館サイエンスフェスティバルに
2-7(SSクラス)の有志生徒10名が参加しました。

http://www.space-park.jp/cyber/learning/archives/202105/071000.html

スライム制作ブースでは洗濯ノリとホウ砂、絵の具で色付きスライムを作成しました。
花束班はコーヒーフィルターに紫キャベツのアントシアニンをつけ、レモン水や重曹を付けてpHを調節して色を変えるようにしました。
どちらも子どもたちが真剣に楽しんで工作していました。

生徒たちは一生懸命わかりやすく噛み砕いて説明し、工作や科学の楽しさを一緒に味わっていました。
新型コロナの影響が懸念されましたが、来客が多く常に盛況でした!

 

 

 

 

 

<生徒感想>

・小学生と話す機会は意外と少ないので、面白く貴重な経験になりました。教える側に回ることは中々あるものではないため、不慣れながらも成長していけたのかなと思います。また、失敗も多く、この失敗を実験に活かして行こうとも思いました。

・全体を通してとても楽しくできました。途中で材料が無くなったりした時買い足したりするなどその場での判断もしっかりできていてよかった。咄嗟の質問などにも的確に答えられた。

・最初は思うようにお客さんが来てくれませんでしたが、午後あたりから多くの方が来てくれたので安心しました。今回、何より自覚したのは、人にわかりやすく説明することの難しさと、初対面の人の前でもビビることのないコミュ力の大切さです。これからの発表等に生かしていきたいです。

・人に教える機会はなかなかないので、今日の経験はよかったです。クラスの人ともたくさん話せたのでそういう面でもよかったです。

・最初は興味本位で参加してみたのですが、思っていた以上に楽しかったです!!原理の説明も不安でしたが、来てくださったお客さんも熱心に聞いてくださるので気軽に会話でき、実際やってみると不安より楽しさのほうが勝ってました。作る度にどんどん上手くなっていったり、失敗する原因が分かってきたりして探究もしている気分でした。午前中から午後まで、長い時間でしたがかなり充実した時間になったと思います。今回、このような経験ができ大変良かったです。ありがとうございました。