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2024年1月の記事一覧

共通テスト激励会

1月12日(金)4校時に、翌日から行われる大学入学共通テストに向けた激励会が行われました。

校長先生からは力強いお言葉で、「Good Luck!」と健闘を祈っていただきました。

 

進路指導部長のあいさつの後、だるまの目入れをしました。合格を祈願し、左目に目玉を入れました。

 

学年主任からは、自分を「信」じて全力を尽くすようにと、激励がありました。

 

3年生の皆さん、皆さんは誰よりも今まで頑張ってきました。自分を信じて全力で臨んできてください。

 

坪倉先生と学ぶ医療深堀ゼミ

2024年を迎え最初の坪倉先生と学ぶ医療深堀ゼミが実施されました。冒頭坪倉先生より1月1日に発生した能登半島地震について、派遣されている医療チームから入る情報が紹介され、災害時の超急性期医療や避難所の現況、及び正確な情報の発信等、今後の課題に関する説明を受けました。本県にとっても他人事ではない災害であり、生徒はみな真剣に話に耳を傾けていました。

今回のゼミは第4タームの2回目で生徒発表の1回目となります。「医師の偏在」について、[アメリカの専門医制度]、[医療の分業]、[初期研修と医師の偏在]、[東北の医学部新設]のテーマで4班から発表が行われました。日米の医師育成システムの違いや診療看護師(NP: Nurse Practitioner)、医師免許取得後の初期研修における課題、東北地区に医学部が創設された経緯などについて、各班とも素晴らしいプレゼンを行いました。各プレゼンのあとには積極的な質疑応答も行われ、坪倉先生から背景事情を含め補足説明をいただきました。医師数不足や偏在が問題とされている中で、そもそも医師数を国が管理すべきなのか、医師が自らの勤務地を選択する権利をどう捉えるのかなど、歴史的観点を含めながら先生から問題提起がなされるなど予定時間を超える充実したゼミとなりました。次回は今回のテーマをさらに深掘りした発表となります。

冬季休業後全校集会が実施されました

令和6年1月9日に令和6年最初の登校日を迎え、全校集会が実施されました。

(3期制の学校では始業式に相当する集会です)

 

最初に校長先生のお話がありました。

 冒頭、元日の能登地方を震源とする地震と、翌日の羽田空港の滑走路事故という痛ましいニュースについてお話がありました。関連して、昨年、生徒同士での交流をしたばかりの富山中部高校が無事であった様子も報告されました。

 また、いよいよ1週間後に共通テストを迎える3年生に対して激励がありました。

 続いて、高浜虚子の「春風や闘志いだきて丘に立つ」という句が紹介されました。高浜虚子は、正岡子規の没後しばらく俳句から遠ざかっていましたが、五七五調や季語といった形式にとらわれない新傾向俳句が流行し始めたことから、伝統的な五七五調の季語を用いた俳句を守るために、しばらく遠ざかっていた俳壇への復帰の決意を固めました。まさにそのときに読まれた句が「春風や・・・」であり、守旧派としての強い意志を感じる作品で、新年にあたり、志を新たに抱き前を向いていこうとしている今の安高生にまさにピッタリの作品であるとお話しされました。

 さらに、能登地方を震源とする地震のあとにフェイクニュースが問題になったことについても触れ、生徒たちに真と偽を見分ける目を養うと共に、なぜフェイクニュースを流してしまうのか?なぜフェイクニュースを信じてしまうのか?といったそれぞれの立場の人たちの状況などを、心理学的、社会学的にアプローチし、災害ニュースをただ傍観するのではなく、多様な視点から考察する態度が求められているとお話されました。

 その後、進路指導主事からお話があり、3年生に対する共通テストへの激励と、1、2年生に対する共通テストクイズがあり、生徒たちは大学受験に向けた意識を高めていました。

 

 この日は、このあと3年生が早速授業、1、2年次生は実力テストが実施されました。