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今日の安積高校

OECD教育局主催ワークショップ「生徒の声;ウクライナと福島の視点から」参加

 令和5年3月10日に、OECDが主催するWorkshop "Student voice: perspectives from Ukraine and Japan/Fukushima"が開催され、安積高校生の希望者36名が学校及び自宅から参加しました。

 冒頭にこのイベントの議長であるSuzanne Dillon (Chair of the Global Forum on the Future of Education and Skills)氏より、ワークショップ前日のミサイル攻撃によって水、暖房、電気、携帯電話の接続などのライフラインが絶たれている人がいること、直前まで安否確認ができない生徒がいたこと、複数のシェルターに別れてこのミーティングに参加していることなどが報告されました。それは、VUCA (揮発性、不確実性、複雑性、曖昧性) の世界が日常の現実であることを具体的かつ強力に思い出させるものでした。

 続いて、Suzanneの提案で、12年前に福島の住民が経験したのと同様に、ウクライナ人が現在直面している絶え間ないリスクと脅威に対して、1分間の黙祷を捧げました。その後、Andreas Schleicher(OECD教育・技能担当局長)、Anna Gumenyuk(ウクライナ・ジトームィル地域教育局)、兒玉和夫(元OECD日本政府代表部特命全権大使)、出口夏子(文部科学省国際協力室長)の各氏からの挨拶があり、ウクライナの高校生がチョルノービリ原発の事故についての家族の体験や、現在の戦争についての体験や思いを語りました。

 続いて、安積高校より、学校での活動や、2011年の原子力発電所の事故以降の福島の放射線量及び県産農産物の安全性などについて、風評などによって世界に正しく認識されていない現状や、メディアに頼らず1次情報を得ることの重要性が発表され、さらに今回のようにウクライナの高校生から直に話を聞くことの意義などが語られました。

 その後、安積高校生はブレイクアウトルームに分かれて、ウクライナの高校生や、世界の教育関係者などと英語で議論を交わしました。

136期生卒業証書授与式

春の到来を感じるようなおだやかな日差しの中、136期生卒業証書授与式が行われました。

今年度も在校生の参列は叶いませんでしたが、本校らしい立派な卒業式でした。

卒業生の皆さんのますますの活躍をお祈りいたします。

 

坪倉先生と学ぶ医療深堀ゼミ

 2/21(火)に本年度の最終回となる医療深堀ゼミが実施されました。

 タームの最終回ということで、生徒たちのプレゼンの2回目となります。介護問題をテーマに、今回は[労働者と介護]、[家族と介護]、[介護施設の種類]、[介護保険料の実態]と、前回の発表を踏まえ、それぞれの班が焦点をさらに絞ってプレゼンを行いました。

 介護は、人員配置基準や報酬等、制度設計をほぼ国が担う分野で、始まってまだ30年未満の新しい制度です。今社会情勢を鑑みると、解決すべき課題も多い一方で、実現するには困難も多い分野でもあります。今タームは1・2年生の混合班による発表でしたが、プレゼン技術も向上し、テーマである介護に対する理解も大いに深めることができました。

 

OECD国際共創プロジェクト「ポルトガル交流」実施

 令和5年1月27日(金)19時(日本時間)から、OECDの主催による国際共創プロジェクトでポルトガルのセクンダーリア・デ・モイメンタ・ダ・ベイラ学校と安積高校をリモートでつなぎ、1時間ほど英語で交流しました。

 安積高校からは1、2年の希望生徒30人以上が参加し、3人の生徒が代表して安積高校の紹介や、差別のない未来を作りたいといった趣旨のプレゼンテーションを行いました。今後も継続的に交流していきたいと思っています。

安積高校の文化祭を紹介しています。

坪倉先生と学ぶ医療深堀ゼミ

年明け最初の坪倉先生による医療深堀ゼミが1月18日(水)に実施されました。

前回は坪倉先生から、今タームのテーマである介護には医療との境界に曖昧なところがあり、その趣旨や制度、多様な施設に関して理解すべきことが多く、またその労働環境にも様々な問題を抱えていることを学びました。そのような介護分野における問題について、今回は[介護保険制度と病院][労働者と介護][保険者と保険料][家族と介護]の4つの班に分かれてプレゼンテーションを行いました。

坪倉先生と学ぶ医療深堀ゼミ

12月14日(水)坪倉ゼミの新タームが始まりました。ドイツ研修との重複や学級閉鎖により参加者はこれまでよりやや少なくなりましたが、一人一人が坪倉先生による講義に真剣に耳を傾けていました。

今タームのテーマは「介護保険制度」を扱います。医療と介護は密接につながり、国民皆保険制度の中で保険料負担の上昇は止まりません。中でも福島県が国内でも介護保険料の高い地域が多い事実は深刻です。次回のプレゼンテーションでは介護を取り巻く社会の問題点を[家族][病院][保険者][労働者]の異なる立場から考察する予定です。

137期修学旅行~5日目~最終日

 12月8日(木)1,3,4組は神戸港の眺望から、2,5,6,7組は淡路島の朝日から始まりました。

 修学旅行最終日は、大阪での班別自主研修でした。大阪梅田でバスを降り、各班で事前に決めた研修先に散っていきました。13時の集合時間には、たくさんのお土産と笑顔でみんな満足そうでした。

 4泊5日、お天気にも恵まれ、あっという間でした。これだけ長い間、親元を離れ、友達と寝食を共にする、という経験は多くの生徒にとって初めてだったと思います。初めて見る景色や、教科書に載っている事を直接体験した、だけでなく、友達との語らいや、寝不足、道に迷ったことも普段できない貴重な経験だったと思います。

 来週、修学旅行の研修レポートと文集を作成し、修学旅行は終わりとなります。しかし、コロナ感染症をすり抜けて友達、先生と行った修学旅行は一生の思い出になるでしょう。

 最後に、我々を予定通りの行程で安全に旅行を導いてくださった、ガイドさん、看護師さん、そして近畿日本ツーリストのスタッフの方々に感謝申し上げます。

137期修学旅行~4日目~

12月7日(水)修学旅行4日目です。

本日の午前中は小豆島(香川県)のクラス別研修でした。

1.2.6.7組 寒霞渓(ロープウェイ)ー小豆島オリーブ公園

   3.5組 二十四の瞳映画村ー小豆島オリーブ公園

      4組 銚子渓お猿の国ー小豆島オリーブ公園

 

昼食では本場の讃岐うどんに舌鼓をうち、その後

全員で大塚国際美術館で芸術を堪能しました。

137期修学旅行~3日目~

137期修学旅行、12月6日(火)3日目は、愛媛県内でのクラス別研修でした。

修学旅行前に各クラスで話し合い、コースを決定しました。

各クラスの特徴が出ていますでしょうか。

   1.4組 大原美術館ー倉敷美観地区散策ー四国水族館

3.5.6組 今治城ー今治タオル美術館ー四国水族館

   2.7組 倉敷美観地区ー姫路城

愛媛県を堪能後、フェリーで小豆島に向かいました。

 

 ここで問題です。小豆島は何県に属するでしょうか。

 

137期修学旅行~2日目~

137期修学旅行、2日目は

午前中は安芸の宮島・厳島神社を参拝し

午後は普通クラスが松山で班別自主研修(松山城、圓満寺など)

SSクラスが広島の放射線影響研究所訪問でした。

夕方、小雨となりましたが、生徒の屋外活動中は晴れのち曇りで

予定通り日程を終えることができました。